せんだいメディアテーク


としょかん・メディアテークフェスティバル

2010 年 11 月 21 日 日曜日

2011年1月30日(日)に実施されるとしょかん・メディアテークフェスティバルにつれづれ団が協力します。本に関わる様々な企画の中でつれづれ団は、本を読む人、読まない人に新しいブックライフを提案します。

 本は買って読んで終わりじゃありません。当然です。表紙のデザインを楽しんだり、本を介しておしゃべりを楽しんだり、誰かにプレゼントしたり、時には漬物石の代わりやヤギのエサにだってなります。そんな本の可能性を広げてみようじゃありませんか、というのがつれづれ団の企画です。

当日は、メディアテークの会議室にブースを設け新しい本の楽しみ方を提案します。例えば、仙台市内のオススメ読書スポットの紹介。「杜の都」と呼ばれる仙台ですもの。天気の良い休日は、散歩がてらに自然あふれる○●公園で読書。なーんて、とてもステキだと思いませんか?そんな読書スポットをご紹介します。しおりやブックカバー、ブックスタンド、本棚など本の周辺のステキなグッズの紹介も良いですね。それから本を使ったゲーム、ブックツイスターや古本ジェンガ、古本ドミノも楽しそう。くだらない本(バカ本)だけを集めたコーナーやモテる本棚の作り方なんかもどうしようもなくておもしろそうですよね。

マジメなことからくだらないことまでつれづれ団なりの本の新しい楽しみ方をたくさん紹介しようと思います。当日までの様子はブログにアップしますのでお楽しみに。

 つれづれ団は、盛岡と仙台の社会人や学生が中心となって2008年4月に結成。東北の日常生活をおもしろくするために活動している人々のゆる〜い集まりです。東北各地に生息する180名以上のつれづれ団員がMLで東北のローカル情報を交換しています。部活動や自主企画もしています。

つれづれ団 http://tsurezuredan.cocolog-nifty.com/blog/

DAISY 編集

2010 年 11 月 18 日 木曜日

 

DAISYって何ですか?
はい、お答えしましょう。

DAISY(デイジー)とは、Digital  Accessible  Information  System の頭文字を並べたもので、
日本では「アクセシブルな情報システム」と訳されています。視覚障害者や普通の印刷物を読む
ことが難しい方々の為の音声録音図書の国際標準規格の情報システムです。

近年、音楽がレコード盤やカセットテープからCDに変わってきたように、録音図書も扱いの不便さ
から徐々にカセットテープやカセットデッキなどが生産されなくなり、だいぶDAISYに変わって
きています。3年ほど前に初めてDAISYの機械に触れたとき、以前のカセットテープでの録音に
比べあまりの違いに驚きと感動を覚えました。カセットテープ録音で直しがある場合、始めから
やり直しでしたが、DAISY録音は訂正箇所のみ差し替えれば良いのですから製作に携わる私たち
からみてもかなり容易になりました。

デジタルになると音質も良く、3倍速の早聞きでも言葉ははっきり聞き取ることが出来ます。
目次から自由に読みたい章や節、ページに飛ぶことが出来、一枚のCD-Rにページ数の多い本でも
最新の圧縮技術で最大90時間も収録が可能となりました。利用される方々も操作は音声ガイドで
進めることができ、郵便受けに入る大きさなので受けたり送ったりするときも楽に行えます。

昨年から私たちは、講習を受けながら1冊の本をDAISY図書化しました。今年は各自、一冊の本を
選び録音し、マニュアル書を片手に時には頭を抱えながらDAISY編集の練習をしている最中です。
又、月に一度、7Fスタジオで相談会が開かれ講師の指導を受ける機会があり、優しく丁寧に
教えていただいています。録音図書利用の方々は、希望の資料が早く手元に届くことを願っています。
私たちが携帯電話やインターネットを用いすぐ調べたいように障害者の方々も思いは同じでしょう。

今後、私たちの活動はDAISY録音・編集をマスターし、目の不自由な方々や学習障害の方々から
希望された資料を少しでも早く正確にDAISY化して喜んでいただけるようスキルアップしていこうと思っています。

久世 みどり (DAISY けやき 代表)

子どもたちの情報活用力を高めたい!

2010 年 9 月 4 日 土曜日

インターネットやテレビから大量の情報があふれ、私たち自身もブログやツィッターで情報の海に参加して遠く離れた人ともつながれる、そんな情報社会を私たちは生きています。現代の子どもたちは、情報社会の進展とともに育ってきた大人世代(30〜40代以降?)とちがって、物心ついた時から情報があふれているのは当たり前。“デジタルネイティブ“な子どもたちに学校はどんなことができるのか、メディアを使った授業デザインを私たち「情報活用型授業を深める会」(略称:ジョーカーの会)では考えています。

今年のジョーカーで目指すのは、子どもたちの情報活用力を高める授業づくり。実は仙台市の小学校ではこの春、すべての教室に50インチのテレビが設置されました。映像を見せるだけでなく、子どもたちのノートや作品を、カメラを通して大きく映すなど、さまざまな使い方があります。たとえばテレビやインターネットの情報からどうやって自分に必要な、そして正しい情報を見つけ出すのか、集めた情報をどうやって整理したらよいのか、自分の考えを他の人に(場合によってはネットも介して)上手に伝えるにはどうしたらよいのでしょうか。

情報社会になる前の学校では、教科書と先生が教えてくれることが学ぶべきことのすべてでした。ところが現代では、学校の外から膨大な情報が飛び込んできます。先生が示したものを覚えるだけの学習から、情報をより分け、上手に活用できる力、つまり情報活用力が求められるようになってきています。ジョーカーの会では、宮城県、仙台市の教員の間で授業のつくり方の勉強会をしたり、実際にやってみた授業を発表したりしながら、こうした新しい授業をデザインする力を高めています。デジタルネイティブに負けない先生の姿を見てみませんか?

情報活用型授業を深める会
URL:https://pef2.office.drecom.jp/b0002/

NPOゲートシティ多賀城における活動報告の為のブック化

2010 年 9 月 3 日 金曜日

GCT(NPOゲートシティ多賀城)の活動は現在5年目に入り、正会員・賛助会員あわせ80名弱で構成されるほど広がってきた。目的である、将来に向けたまちづくりのビジョンを提示することに向け、具体的なまちづくり活動に実践的に取り組むことで進むべきまちづくりの方向性を確認してきた。

これまでの活動として、大路標示事業が特筆できるものとして挙げられる。これは、遺跡発掘調査後、とくに整備されることなく雑草に覆われていた古代の大路を植栽により浮かび上がらせたものである。加えて、歴史探索ツアー、万葉茶屋(期間限定)の開設、カタクリ植栽、シンポジウム開催など、活動の幅を広げてきた。現在は、そうした活動の集大成として、街のグランドデザインを描こうとしている。活動の展開と共に市との協働体制から関係を築いてきたGCTは、現在、疲弊しつつある地方都市における市民協働社会の在り方に示唆を与える活動を行っているとも言えよう。

多賀城は、ほかの多くの地方都市と同様、郊外型店舗の進出と商品化住宅による市街地の拡大が進行し、無個性化した景観がひろがりつつある。こうした現状に対し、特別史跡の身近で生活をするという尊い事実を再認識する必要がある。国交省・文化庁・農水省による「歴史まちづくり法」の施行に代表されるように、歴史遺産とともにそれを活用するまちづくりの担い手としてのNPO活動の役割に期待が集まっている今、こうした一連の活動を記録としてまとめ、グランドデザインの実現を推進することが本プロジェクトの目的である。

NPOゲートシティ多賀城

CATV映像製作

2010 年 9 月 3 日 金曜日

最近、宮城県で撮影される映画が増えてきているように感じます。

私たちは、その中にある映画のボランティアスタッフとして出会いました。実際に映画を撮影している現場に立ち合わせていただき、元々”映画を観る”ことが好きで集まったような私たちは次第に”映画を撮る”という事に興味を持ち始めました。

そして、スクリーンを通して宮城県を見てみると「こんなに素敵な所があるの」かと、住んでいる私たちが驚かされるような風景が広がっていました。こんなに素敵な場所に住んでいるのだから、この瞬間をどうにか形に出来ないかという思いも重なり、映画製作をすることになりました。

以前にメディアテークで行われた、「杜の都ラブストーリー」でメンバーそれぞれが監督を務めた7作品を上映していただきました。

これからは、CATVでの番組で放送される短編映画を作っていく予定です。

そして地元仙台での繋がりを広げながら、在仙の俳優さんや音楽を作っている方々、映画に興味があるんだけれどなかなか一歩を踏み出せずにいる方々のチャンスの場になればと思っているのでたくさんのお客様をお招きして、宮城県の素敵な場所や人を楽しみながら映像に残せるような活動していきたいです。

仙台映像製作集団tag

バス使いになろうよ

2010 年 9 月 1 日 水曜日

がんばれ! るーぷる仙台

私たち交通研(=交通を考える研究会)は、「仙台の公共交通を上手に使いたい人・使ってもらいたい人」の集まりです。スタジオでは、公共交通を上手に使うための情報交換や、わかりやすい路線バス利用情報のWEB発信などの活動を継続中です。年に数回は、バスなど公共交通のフィールドワークも実施していて、なかでも毎年恒例の「るーぷる仙台」で杜の都の見所をめぐるフィールドワークは、3年目になりました。メディアテークの前で「るーぷる仙台」を降りて、そのままスタジオに直行し、パソコンで写真の整理やレポート作成ができるので、とても便利に感じています。

ところで、1周約70分で仙台の観光スポットをまわる「るーぷる仙台」は、路線スタート10周年を過ぎ、これまでの利用者数は300万人以上に及ぶそうです。利用者には好評のようで、まちなかで見かける車両には、多くの観光客の姿が見られます。
しかし最近は、高速道路の割安料金を利用して訪れる人が増えたせいか、休日には青葉山方面もクルマの混雑が目立ち、「るーぷる仙台」は、渋滞を避けるための迂回運行を余儀なくされています。多くの乗客を乗せ、クルマであふれるコースを、滞りなく運行させるための関係者の苦労は、相当なものでしょう。

なんといっても、「るーぷる仙台」は、観光客だけではなく、私たち仙台市民にも、とても楽しめる乗り物です。その魅力が失われることなく、スムーズな運行が続くよう願いたいものです。
交通研では、こうしたフィールドワークのほか、制作中のWEBサイト「バス使いになろうよ」に、連続エッセイ「るーぷるの車窓から」を掲載しています。これらの活動を通して、これからも「るーぷる仙台」を、応援していきたいと思います。

岡田真秀(まちづくり政策フォーラム 交通を考える研究会代表)
「バス使いになろうよ」 URL:http://norimajo.cocolog-nifty.com 

MADNNASS KYOTO 舞台映像撮影

2010 年 7 月 31 日 土曜日

「夢を見るな、夢になれ」とは、とある映画の台詞。当団体は、それを活動のテーマとしています。舞台に立って見たい。しかし、きちんとしたレッスンを1からこなさなくちゃあダメよ、では、その舞台に立てる日なんてくる筈がない。

だから当団体では、どんな初心者にでも、気軽に役を与える。

しかし気軽なのはそこまで。役に就いてしまったら、もう後には戻れない。

後は野となれ山となれ、という気持ちで、本気であがかなければならない。

その足掻き、は声だしレッスン3年よりも、柔軟レッスン5年よりも、いいモノを出せるものである。

所詮は素人の団体。プロの役者なんて必要ないのだ。必要なのはプロの自分自身、なのである。

さて、そんな団体が、もう5年以上も活動をしている。舞台監督には「お遊び」とまで言われた。

しかし、そんなお遊びが、なんとかではあるが黒字の活動をして来れているのだから、真剣になれやしない。

真剣勝負でやりたいのならばそれでよい。しかし作品の善し悪しは、あくまでもお客さんが決めることだ。

その点では、仙台ローズのお遊び感覚や、いい加減というものが、支持されつつあるのかと、思う。

仙台ローズ

とっておきのアートライブ記録プロジェクト

2010 年 7 月 31 日 土曜日

「とっておきのアートライブ パート3~アート展&アートと作品のコラボレーション~」は、2010年9月23日(祝・木)13:00~17:00までメディアテーク1Fオープンスクエアで開催します。当日は今年すでに開催されたパート1、パート2で出来上がったアート作品の展示とドキュメント映像の上映、さらに「アート展」の作品とプロの声楽家とのコラボレーション、「アート・パフォーマンス」では、音楽の生演奏と共に、一緒にイラストや絵を描くパフォーマンス、そして最後には今テレビでも話題の「ダウン症の書家・金澤翔子」がプロのミュージシャン、稲垣達也(ピアノ)と斉藤寛(パーカッション)とのコラボレーションを繰り広げます。

 「とっておきのアートライブ」は「とっておきの音楽祭実行委員会SENDAI」が、企画、運営を行っています。

メンバーは毎年6月の第1日曜日に仙台の街中をステージとして開催される、「とっておきの音楽祭」の実行委員で「音楽のチカラでバリアーを打ち壊せ」をコンセプトに集まった、仙台市近郊の社会人や学生で構成されています。

年間を通して、「とっておきの音楽祭キャラバン」やラジオ3での「とっておきの音楽祭ラジオキャラバン」「とっておきのアートライブ」など「みんなちがって、みんないい!」を合言葉に精力的に活動しています。9月23日はぜひ、せんだいメディアテークの「とっておきのアートライブ パート3」にお越し下さい!

とっておきの音楽祭実行委員会SENDAI
URL:http://totteokino-ongakusai.jp

中学生によるアニメーション作成

2010 年 7 月 31 日 土曜日

このたび,メディアテーク7Fスタジオをお借りして行うプロジェクトは,簡潔に申し上げると「中学校の美術部の校外学習」であります。
(※附属中学校では「サークル活動」と呼んでいますが…。)私が附属中に赴任した今年の4月当初,美術サークル長である生徒が私に…
「美術でどんなことができるか分からないんです。いろいろな表現活動を経験させてください。」
…と意欲あふれる申し出をしたことが,このプロジェクトを立ち上げるきっかけとなりました。

 とにかく今年度は,「いろいろな材料や手段を経験し,楽しむこと」を美術サークルの目標にし,陶芸やら…彫金やら…油彩やら…ドラマ撮影やら…生徒の要望に合わせて,様々な表現活動に挑戦しています。そして「コマ撮りアニメーション制作」もたくさん予定している活動の1つです。

  今回は,なにぶん「初めて」ですので,内容が未熟であったり,仕上がった作品が1分に満たない映像だったりすることは,大いに予想されます。しかしながら,今回の活動でやり方を理解し,活動を楽しかったと生徒が感じてくれたならば,現時点では全く予定していない「第2回 コマ撮りアニメーションに挑戦しよう!」では,もっとよいものが生まれるだろう!と期待しているところです。

 どうぞよろしくお願いいたします。

 関口芳枝(宮城教育大学附属中学校<美術サークル>顧問)

青葉区ご近所会議

2010 年 7 月 18 日 日曜日

仙台市青葉区の中心部で子育て支援の活動をしている団体や施設はたくさんあります。

子育て支援をしている私たち(民間団体や施設、行政)は、それぞれが自分たちの立場でできることを懸命にやっています。でも、「私たちはここにいるよ!」という思いで活動はしていても、なかなかつながらない、声が届かない場合もあります。ひとりがバラバラに声をあげるより、みんなの声のほうが、きっとたくさんの人に声が届くに違いない!そんな気がしています。

ひとりでやれることには、限界があります。でも、みんなで集まってやるとしたら、その限界は可能性へと形を変えていきます。なにができるか、どんな形に変化していくかは、これから見えてくると思っています。そして、きっとそれはステキなものに違いありません。

今年度は、合同でイベントと研修会を予定しています。事業を終えたころには、目には見えないネットワークが築けているのでは・・・と思っています。

私たちのこれからの活動を、見守っててくださいね。そしてまた、新しい人たちともネットワークが広がっていけることを楽しみにしています。

三浦三恵子(青葉区子育て支援者ネットワーク)

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