せんだいメディアテーク

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さまざまな人々とメディアテークの協働による創造・発信の成果や記録を公開しています

アーカイブ開館まで|カールスルーエ

カールスルーエ

カールスルーエ

11月18日~11月19日

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<メール>カールスルーエ通信です

Mon, 18 Nov 1996 23:48:59 +0100

昨夜カールスルエにつきました。
今日は観光案内所に行って地図をもらい、町を探索しようと出発しましたが冷たい雨で、結局たまたま通りかかったインターネットカフェに入りZKMの情報を見たり、メディアテークのホームページを見たりしてました。
なんのこっちゃ、という感じですが、ドイツのはしっこのコンピューターでメディアテークのホームページを見るというのもなんともいえない気分でした。
ちなみにそこで使っているネットスケープもJAPANESE AUTOMATIC、だったかな、という表示選択があり、やってみましたがフォントがないら しく文字化けでした。日本語ネットスケープだけの選択枝なのだと思ってたのに意外でした。午後からは雪になりました。結局観光らしい観光もせず、食料とイ ンターネット接続に必要なケーブルを買い込んで帰ってきました。
写真はホテルの前です。車が雪をかぶってます。いかにも怪しげなホテルですがバスがないだけで、私には十分快適です。

接続ですが、要するに、4芯の使い方の違いが問題であることがわかりました。日本では真ん中の2芯を使いますが、仏独では両端を使うみたい です。ここまでわかって、昨日の夜発信音をコンピューターがとらえるところまで行ったのですが、その後、コンピューターから直接ダイヤルすると間違い電話 になることがわかり、(2軒ほどドイツのご家庭の方にご迷惑おかけしました)中断。今日、電気屋さんで4芯の電話線を買ってきて、電話とコンピューターを 並列でつなぎ、電話でダイヤル後、コンピューターにつなぐやり方を試みました。成功!!! 基本的に電話自体は日本でも使う例のコネクターが主流なので、 あとはそれをどう料理するかだということのようです。
写真は、接続の様子です。中央はパリのホテルから借りてきた?コネクターでこれを接続のターミナル代わりにして、左がホテル端子からのインプット、上がそ のままホテルの電話へ、右が日本型接続のモデムへつながっています。これで通常の電話もかけられたし、問題はないと思いますが、でも資格のない人間がこう いうことをやっちゃいけないんですよね。旅行者向けに電源アダプターが売れるようにこれもそのうち売れるかもしれませんね ^^;

あしたはZKM訪問です。どきどき。
ただ意外だったのは、ZKMじたいカールスルエではけっこうマイナーらしいということ。まだ目に見える建物もないこともありますが、サイベリアのおねえさ んも首をかしげていたのはかなりショックでした。ネットワークで世界につながっていても灯台の足下はそれに気がついていないというのは、一方で新しい活動 のあり方を示してはいるものの、他方で深刻な問題もあるかもしれないと思います。

(写真)

(写真)

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<メール>カールスルーエ通信 2

Tue, 19 Nov 1996 23:33:46 +0100

ZKMに行って来ました。メディアテーク部門の映像とオーディオ担当の二人と話をしましたが、ものすごく友好的かつ親切に応対してくれ感激するとともに、わがメディアテーク、とくに建築のイメージがどれほど世界の人々に訴求力をもっているかを実感しました。

これは何者にも代え難いメディアテークの宝です。これによってどれほどの恩恵を仙台が得ることになるか計り知れないです。もちろん使われなかったら建物は死んでしまうので使い勝手は重要ですが、あまり些末なことにこだわってイメージを失うことは避けなければなりません。

ZKMは複数の部門をもち、それぞれ別に事務所を借りて作業をしています。他の部門はちょうどイベントの準備で出払っているらしく行きませんでしたが今後いろんな意味で情報のやりとりに協力してもらえるとのことです。

オーディオ担当のGerwin氏が来年オープン予定の工事現場を案内してくれました。彼は作曲家でもあり、ここの壁に音の出るオブジェを作品として取り付 けることになっているそうです。仙台でも視覚障害者を念頭においたそのようなオブジェを考えているという話をしたらぜひ協力したいと言ってくれました。来 年の10月のオープンには今度は他のスタッフもいっしょにぜひきてほしいとも言われました。

(写真)

オーディオアーカイブの説明をするThomas Gerwin 氏(8ミリビデオ撮影)

(写真)

工事中のZKM(8ミリビデオ撮影)


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<データ>ZKM

http://www.zkm.de/
1997年10月開館予定

応対してくれた方
メディアテーク
Rudolf Frieling/ Head of the video collection
Thomas Gerwin/ Head of the audio collection

目的と機能

ZKM Karlsruhe は、電子メディア時代にふさわしい芸術活動を推進するために以下の5つの機能を持つ。

  1. 視覚メディア協会
  2. 音響・音楽協会

( メディアアート作品制作のためにスタジオ設備を用意し、内外のアーティストに提供する。これはすでに活発な活動を行い、多くの作家の参加とその作品の蓄積を得ている。)

  1. 現代美術館
  2. メディアミュージアム
  3. メディアテーク

(視覚および聴覚メディアによるメディア芸術作品のアーカイブを作成し、市民の利用に供する)

運営

1989年、Baden-Wrttemberg州およびKarlsruhe市にが非営利財団であるZKMを設置。財団は顧問会議、館長、評議会により構成される。

すでに行われている事業

  • AVA(ビデオアート賞)
    ドイツ、オーストリアの放送局が協賛
  • マルチメディアーレ
    メディアアートフェスティバル
  • 招待アーティストによる作品制作
  • メディアテークのためのデータ蓄積と整理
  • 出版活動・ミュージアムショップ

組織及びスタッフ

  • BOARD
    会長 Heinrich Klotz
    以下、マネージャー 秘書 弁護士 事務長 渉外 広報担当者計8名
  • 事務局
    計9名
  • 視覚メディア協会
    部長 Jeffrey Shaw
    以下8名
  • 聴覚メディア協会
    部長 Johannes Goebel
    以下6名
  • 現代美術館
    部長 Prof. Dr. Heinrich Klotz
    以下5名
  • メディアミュージアム
    部長 Prof. Dr. Hans Peter Schwarz
    以下10名
  • メディアテーク
    Rudolf Frieling
    Head of the video collection
    Thomas Gerwin
    Head of the audio collection
    Petra Zimmermann
    Head of the print library

(写真)

古い工場の建物のほかに一部、新しい施設が加えられる。

(写真)

ZKMの活動を代表するメディアアーティストのジェフりーショー氏

(写真)

フォーサイスによるダンスとメディアの融合実験

(写真)

中心街にあるZKMのミュージアムショップ

(写真)

開館前のZKMの情報発信と、ミュージアムグッズの販売、インターネットカフェ的な要素もある。


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拾遺 in カールスルーエ

(写真)

オルガン弾きのおじさん(8ミリビデオ撮影)

(写真)

フランクフルト駅のフランクフルト屋?さん(同)


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<入手資料>

ZKM
INTERNATIONALER VIDEOKUNSTPREIS 1996,144p図録,独・英
ZKM,125p冊子,独・英・仏
artintact3 CD-ROM magazine,CD-ROM,
設計競技記録,123p冊子,独語
ZKM(工場跡改装)建設計画,63p 冊子,独語

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