せんだいメディアテーク



せんだいメディアテークでは、目の不自由なかたの情報提供サービスをおこなっています。
対面朗読、リクエスト音訳などその形は様々です。
今回は、音訳資料製作に関わるDAISY編集者の養成講座を開催します。
この講座では、DAISYと呼ばれる規格に沿い、DAISY図書の編集方法を学びます。

日時

平成24年12月11日(火)、12日(水)、13日(木) 
全3日間 10時から16時まで

場所

せんだいメディアテーク7階 スタジオb

応募

パソコンのマウス操作やインターネットでの情報検索、文字入力ができる方5名程度。
(応募者多数の場合は抽選。パソコンの指導はいたしません)
住所、氏名、連絡先、メールアドレス(PCのみ)を記載したテキスト文書(拡張子が.txtのもの)を、添付で下記の宛先までお送りください。
bfu@smt.city.sendai.jp
応募締切 11月30日(金)

DAISY(デイジー)について

DAISYとは、Digital Accessible Information SYstemの略で、日本では「アクセシブルな情報システム」と訳されています。
目の不自由なかたは、書籍などの資料を音または点字と呼ばれる文字で読んでいます。
音で書籍を聞くものを「録音図書」と呼びます。
文字通り、声で書籍を読み上げ、その内容を録音したものです。
いままではカセットテープに吹き込み、目の不自由なかたの手元に届いていました。
ですが、カセットテープはかさばることと、経年劣化等の問題があり、新たな録音図書のシステムが必要となりました。
そこで登場したのが、DAISYです。
DAISYとは、ここ数年来、目の不自由なかたや普通の印刷物を読むことが困難な人々のためにカセットに代わるデジタル録音図書の国際標準規格として、50カ国以上の会員団体で構成するデイジーコンソーシアム(本部スイス)により開発と維持が行なわれている情報システムを表しています。
DAISYコンソーシアム公認のオーサリングツールを使ってデジタル図書を作ることができ、専用の機械やパソコンにソフトウェアをインストールして再生をすることができます。国内では、点字図書館や一部の公共図書館、ボランティアグループなどでDAISY録音図書が製作され、主な記録媒体であるCD-ROMによって貸し出されています。
現在製作及び貸し出しされている録音図書のほとんどは、DAISY図書です。

DAISY録音図書の特徴

目次から読みたい章や節、任意のページに飛ぶことができます。
MP3などの最新の圧縮技術で1枚のCDに50時間以上も収録が可能です。
機器によっては、カセットテープデッキと同じように使えたり、データだけを機器に取り込んで、いつでもどこでも聞くことができるようになっています。

メディアテークでのDAISY編集者の活動

メディアテークでは所蔵資料およびリクエスト音訳をボランティアが製作しています。
それらのほとんどはDAISY図書となりますので、そのDAISY編集をおこなっていただきます。
活動は不定期です。DAISY編集は自宅作業も可能です(必要なソフトは提供いたします)。

申込・お問い合わせ先

〒980-0821
仙台市青葉区春日町2-1
せんだいメディアテーク
「音声パソコン入門講座」係
電話:022-713-4484
ファックス:022-713-4482
電子メール bfu@smt.city.sendai.jp

ページトップへ