プロジェクト活動報告

プロジェクト名:
見学者のための構造・施設・サービスの案内
活動団体:
smtガイドボランティア
活動期間:
通年

活動の概要

開館8年も経つと市民の皆さんにお届けする情報も「メディアテーク(smt)ってどんなところ?どんなものがあるの?どう利用できるの?」という初期広報から、「smtはだれもが利用できる、こんなことにも、あんなことにも」という活動誘導の時期にかわりつつあります。このことをどううまく機能させるか、現在の課題と考えています。

またガイドの実務面には施設・設備やサービス・システムの多様化にともない、限られた時間内でのガイドのありかたに検討の余地もあります。

見学希望者の希望を事前に把握し、重点的なガイドのスタイルも取り入れていいのではと考えます(今はsmtの裏側、夜のsmtなど、イベントとしてのガイドツアーという形で行われているだけです)。

また、smtからの情報発信や、メディアとの融合を深めていくことについては、3 月に開催された7階スタジオでの情報発信見本市に見学者がどう興味を示し、共感 し、積極的に参加をしていただけるか様子をみながら、より密度の濃い活動を続けた いと思います。

活動スケジュール 

活動内容
4月 18日 個人での見学希望者
27日 個人での見学希望者
5月 7日 大崎市立田尻中学校3人(職員インタビュー)
6月  6日 岩手県花巻市立 成島小学校20人
24日 福島学院大学職員8人(仙台市生涯教育)
7月  
8月 6日 北九州商工会議所 9人
9月 1日 石巻工業高校 41人
18日 柴田町民生児童福祉部会 24人
10月 14日 秋休みこどもスペシャル人3
30日 八木山中学校2人(職場体験) 
11月 19日 東部市民センターいきいきツアー30人
12月  9日 宮城県ろう学校 5人
19日 人にやさしい街づくり推進協議会 7人
1月  
2月  
3月  

スタジオdでの活動内容

利用内容:
ミーティング
使用機材:
なし

感想

ガイドといえば、smtの沿革、構造、設備、システム等を利用者の立場に沿って説明することでしたが、昨年度を振り返ってみると「smtは(特にスタジオは)どう動いているか」を広くお知らせることに活動の幅がひろがってきました。

活動の蓄積イコール情報の蓄積であり、その発信がsmtの存在意義の大きなひとつです。見学者の層で目立ったのは、オープン当時の建築関係者ではなく、自治体、学校、 地域活動センターなどの社会教育・福祉施設関係者で、また見学目的のはっきりした 方も増えました。仙台市の生涯学習とsmtとの関連を知りたいという韓国からの大学関係者、職場体験の場としてsmtを選んだ中学生、四面ガラスのsmtの構造面を見たいという関西の大手ガラス販売企業のトップ、smtの機能を私たちも積極的に利用したいのでその勉強にという民生委員など、いろいろな方がみえました。

スタジオ活動からの情報発信の重要性は確かに高まっていると言えます。