メディアテーク・ダイアリー

メディアテークの日々の活動をお知らせします。

2008/1/26
一番人気はカフェ限定メニュー「本から生まれたおいしいお料理」

メディアテーク7歳のお誕生日に、「図書館・メディアテークフェスティバル」が開催されました。このイベントは図書館のおまつり、いわば文化祭のようなものです。知られざる図書館の魅力を伝えるべく、普段図書館を拠点に活動している、縁の下の力持ちともいうべき団体さんが集まって、それぞれの活動を紹介しました。今年のフェスティバルのテーマは「バリアフリー」。会場には、自分の名前の点訳を教えてくれるブースや、本づくりを教えてくれるブース（豆本や、もこもこした布などでできた、触察絵本など）があったほか、朗読・読み聞かせ・紙芝居など、5時間連続のおはなし会も開催されました。手話だけで進められる読み聞かせのブースでは、聞こえない子だけでなく、聞こえる子も一緒に楽しむ姿がみられます。会場中央では世界のバリアフリー絵本展が行われ、匂いのでる本、触って楽しむ本など、書店にない本に出会うことができました。「図書館・メディアテーク探検隊」では、会場後ろにまるごと入った移動図書館車や地下2階の集密書庫を探検、図書館作業室で本の装備作業（ブッカーかけ）をのぞいたりしました。図書館で「本を借りる」だけの利用者の人にとって、新たな発見があったのではないでしょうか。
そして会場で一番人気だったのは、カフェ一日限定メニュー「一度は食べてみたい、絵本に登場するあの料理」。ケーキセット（絵本『ぐりとぐら』）や、ランチセット（『おだんごパン』（ロシア民話）、『3びきのくま』の五穀入りミルクスープ、他）などが登場しました。これは、あっという間に完売で、食べられなかった人は食べることのできた人の2倍近くいたのではないかと思います。今回の料理は「絵本からうまれたおいしいレシピ」という本に掲載されていますので、食べそこなったかたは、図書館でこの本を借りて、作ってみてください！
(M. U.)

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