メディアテークの日々の活動をお知らせします。
2013/12/21
在仙12館の魅力結集、ミュージアムユニバース
仙台市域のミュージアムがせんだいメディアテークに大集合！仙台・宮城ミュージアムアライアンス（SMMA）の「12館大集合！ミュージアムユニバース ～すてき・ふしぎ・おもしろい～」が、2013年12月20、21日の両日開催されました。集合したのはスリーエム仙台市科学館／仙台市縄文の森広場／仙台市天文台／地底の森ミュージアム／仙台市八木山動物公園／仙台市博物館／仙台文学館／仙台市歴史民俗資料館／東北大学総合学術博物館／宮城県美術館／東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館そしてせんだいメディアテーク。SMMA参加館であるこの12館がそれぞれの専門性を活かして参加者をもてなしました。
会場となったオープンスクエアは大きく4つのゾーンに分けられました。学芸員のマニアックなお話が繰り広げられた「トークとイベントの広場」（仙台市博物館の伊達政宗にちなんだクイズ大会や地底の森ミュージアムは石器作り体験をおこないました！）。各ミュージアムならではのワークショップがおこなわれた「体験の広場」（縄文アクセサリー作りや染め技法によるグリーティングカード作りは若い女性にも大人気。科学館ではその場で原料を混ぜ合わせ発泡入浴剤を作りました）。各ミュージアムのとっておきの最新情報が一目でわかる「展示の広場」。ユニークなグッズが集まった「ミュージアムグッズショップ」。参加者は思い思いに気になる広場に立ち寄り、それぞれのミュージアムが持つ「すてき・ふしぎ・おもしろい」を楽しみました。
20日夜に開催された「学芸員と話そう！ミュージアムの夢」では、大学生を中心とした参加者と3人の学芸員が本音でトーク。学芸員の日常や仕事の面白さと大変さを伺うとともに、どうして学芸員になったのかなんて赤裸々なお話まで。ここでしか聞けないミュージアムの裏話はもちろん、「こうあってほしい」という夢のミュージアムについて、参加者全員が素直な言葉で語り合いました。特に学芸員のみなさんの研究に対する真摯な想いと、より良いミュージアムとして愛されるための努力には感動しました。
12館のミュージアムが1か所に集合するのはとても珍しいことなのですが、みなさんの周囲にある「知と美の小宇宙」・ミュージアムを身近に感じることができたのではないでしょうか。
(A.H)
2013/12/20
1階オープンスクエアにミュージアム12館が大集合！
2013/12/20
各館人気のグッズが買えるショップは大にぎわい
2013/12/20
専門的な話題をわかりやすく話してくれる「トークとイベントの広場」
2013/12/21
「体験の広場」はどのブースも大人気。中には順番待ちも。