メディアテーク・ダイアリー

メディアテークの日々の活動をお知らせします。

2017/01/18
プロジェクトを通してつくる「結び目」

今年度からスタートしたプロジェクト「アートノード」。多くの方の協力や参加をいただきながら運営を進めています。
トークシリーズ「TALK」は、アートやその周辺分野で活動する人をゲストにして開催するもので、その一部は市内で活動する3人（前野久美子さん、関本欣哉さん、桃生和成さん）に企画運営をお願いしています。各人の活動・興味が企画に反映され、多様なゲストが「TALK」を通して仙台に訪れています。メディアテークではなく、カフェなどをはじめ市内の様々な場所で開催していることも特徴と言えます。今後も開催していきますのでご注目ください。
また、昨年12月の展覧会「アッペトッペ＝オガル・カタカナシ記念公園」は、12日間で約6000人もの来場をいただき、今年度のハイライトのひとつとなりました。会場にはこどもの声が響き渡り、テーマとする仙台の児童文化運動に対するリスペクトに溢れた展示でした。この企画制作を行ったアーティストユニットKOSUGE1-16は、昨年春からリサーチを進め、多くの方と関わりながら制作を進めました。2月19日に開催する「アートノード・ミーティング02」はこの展覧会をテーマとして開催しますが、表面に見えてこない関係とプロセスを振り返る時間としたいと思います。
「ノード」には「結び目」という意味がありますが、協働を通して人や場所の新しい結び目が生まれていることを実感しています。今後も新たな関係を作り出しながらプロジェクトを進めていきたいと思います。

(Y. W)

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