今回のワークショップでは、19世紀の写真技法を再現して、サイアノタイプを製作しました。
イギリスの天文学者ジョン・フレデリック・ウィリアム・ハーシェルが1842年に発明したサイアノタイプは、
鮮やかな青色の写真で、別名ブループリント(青写真法)とも呼ばれます。
発明後は改良されて設計図など(青焼き)にも利用されていました。
感光剤を紙や布に塗って、日光に晒し、世界を深い青色に焼き付けます。
今回のワークショップでは、この青写真の製作のほか、
6階ギャラリーにて開催される「マキシム・デュ・カン展−150年目の旅」を鑑賞し、
写真の歴史・文化についてお話しを聞きながら「写真」について考えました。
日時/6月17日(日)10:30〜16:30
会場/地下1F準備室
参加者数/21名
講師/三橋純予(東京都写真美術館)
ボランティア/小出尚喜、中道崇、木村瑞希