せんだいメディアテークガイドツアー
面白い、何かを発見したい。
DISCOVER interesting things in guided tours

施設の中をてくてく歩いて ワクワクの種を見つけませんか? メディアテークの“?"探検

面白い、何かを発見したい。
のぞいてみたら ホーッ
やってみたら ワーッ
聞いてみたら へーッ

「smtガイドツアー」は、 ガイドボランティアがメディアテークの特徴や使いこなしかたを利用者の立場からご案内するツアーです。

報告記事

2007年12月15日(土)にガイドツアー「光の不思議」が開催されました。このツアーは、夜のメディアテークの表情を楽しみながら館内の照明と施設について知ることを目的としています。今回は子どもから大人まで10名が参加しました。

昼間は周りの景色に溶け込み、夜は周りを明るく照らすメディアテーク。館内の照明は、各階の用途に合わせてデザインされています。
3・4階の市民図書館では、天井に向かって照明を当て、光を反射させて館内を照らす間接照明が使われています。これは、本を読む際に影が出来るのを防ぐためです。UFO型の照明器具の他、4階の本棚の上にも蛍光灯が設けられています。
また、主に壁に作品を展示する5階ギャラリーでは、壁面に沿って蛍光灯を設置することで作品を均一に照らす工夫がされています。それに対し、可動式パネルで自由に仕切って展示する6階ギャラリーでは、ライティングレールを使い任意の場所に照明を配置出来るようになっています。
他にも、雑誌・新聞コーナーがある2階では移動しても同じ明るさになるように蛍光灯を配置し、ワークショップやパソコン教室など様々な目的で利用される7階スタジオではブロックごとに区切って照度を変えられるようにするなど、利用者に配慮した照明を使用しています。

メディアテークの照明は天井からの光だけではありません。柱の代わりに建物を支えているチューブも照明の役割を果たしています。夜になると、チューブの地下にある水銀灯ランプが点灯し、下から上へと光を通します。天井に映し出される影が綺麗です。昼間には屋上にある太陽集光装置が作動し、太陽の光を上から下へ届けます。

メディアテークの中の様々な光の不思議を知り、参加者からは「ライトや建物の構造についてよくわかった」「今まで気付かなかった場所に照明があり驚いた」「建物に柱が使われていないこと、太陽の光を取り入れていることが興味深かった」との感想が寄せられました。

<文:ガイドボランティア 笠松 恵美子 写真:ガイドボランティア 庄内 聡>

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