smtデザイン講座 活版印刷 ワークショップ
説明
smt地下一階、活版印刷(カッパン)工房では、活版印刷の楽しさを一般の方にも体験頂けるワークショップを開催します。2日間のワークショップで、参加者は実際に活字を拾い、版を組み、手作りのオリジナルカードを作ります。活版を体験することは文字やグラフィックデザインの基礎を知る良い機会となるでしょう。また2日間の会期中は制作の見学が自由に出来ます。
要項
- 日時
- 2007年3月3日、4日 10:00-17:00 このワークショップは終了致しました。
次回開催は6月の予定です。
3月3日、4日の活動報告 - 場所
- せんだいメディアテーク 地下一階準備室 活版印刷工房
- 参加
- 活版印刷ワークショップの活動は、自由にご見学いただけます。
直接、会場におこしください。
ワークショップの流れ
3月3日
- 活字を拾う
- ラフを描く 文字を選ぶ
- 版を組む
- 文字を組みあげる 試し刷り 校正
3月4日
- 印刷する
- インキ練り・盛り 組み付け 試し刷り 校正 本刷り
- 後かたづけ
- 版を分解する 印刷機の清掃 活字を戻す
監修
- 鈴木 久雄
- 活版職人。活版印刷全盛期に植字工として活躍。活版の次世代技術である写真製版に先駆的に取り組む。写真製版技能士。エアブラシを使った地図製版のボカシ技術の開発など、現場実践から生まれるアイディアを活かした技術開発を行なってきた。
- 小泉 均
- タイポグラファー。タイプショップg主催。元長岡造形大学教授。スイス・スタイルのデザイン教育を今も継承するバーゼル造形学校で学び、ウォルフガング・ワインガルトに師事する。主な著書に『タイポグラフィの読み方』(美術出版社刊)などがある。
- 菊地 淳
- 活版・印刷職人。ハリウコミュニケーションズ株式会社取締役。印刷生産・印刷機械技能士。活版印刷最後の世代として出版社などの仕事を手がける。組版・編集の電算化黎明期からシステムの開発とワークフローの研究・実践を行なっている。