活版印刷ワークショップ

smtデザイン講座 活版印刷 ワークショップ 活動記録

活版days vol.1 サマーカードを作りましょ!

今回の活版は親子で参加のサマーカード作り。参加者は小学校低学年のお子さんとその親御さんが中心です。最初から長い話をすると子どもたちは飽き飽きしてしまうので、集まるとすぐにカッパン工房の不思議探検に出かけました。前置きはササッと流す程度、それよりも実際のモノや道具に触れてみます。活版の活字が貯えられた馬(活字の棚)や、手刷りできる印刷器、ハイデルベルグ社の大型印刷機を動かしたり、普段は体験することのできない古き良きマシーンを興味深く見学する子どもたちの姿が印象的でした。

1日だけのワークショップなので、一版一色(今回は参加者の要望で青色と黒色)で、2色の印刷を体験します。午前は、見学→組み→試し刷りと、早いチームは次々と進んでいきます。お昼を挟むとほとんどのチームが印刷。しかしここでどのチームの子どもたちも少しバテ気味。子どもにとって印刷を待つ間の時間を何もしないで待つというのは難しいことです。早速、ホワイトボードへのお絵書きや工作の時間となりました。しかしそのお絵かきで生まれたキャラクターも今後のカード作りにいかされ、子ども達の絶え間のないエネルギーとイマジネーションには脱帽です。

午後は各自2色の印刷が中心ですがほとんどのチームは早々に完了。どのチームもなかなかのカードが出来あがりました。例えば、様々な書体の活字でご自分の娘さんの名前をあしらったサマーカードを作られたお父さん、水玉の綺麗な模様とアルファベットで娘さんの名前をレイアウトしたお母さん、かき氷やのカットが大好きで、それをどうしてもレイアウトしたかった男の子。もうすぐ仙台を去るので友達に作成したサマーカードで、お引っ越しのお知らせを出したいと言われたお母さんと娘さん。どのチームのサマーカードにもアイデアと愛情が詰まっていました。
(当日の様子と皆さんの作品はコチラ)

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