活版days vol.3 活版によるカード作り
活版によるカード作り
2日間で活版(カッパン)印刷を体験してみませんか。
印刷の歴史の中で、長い間その中心にありつづけた活版印刷術。
その美しい活字と独特の印刷の味わいから現在でも高い人気があります。
今回はポストカード(はがき)かネームカード(名刺)のいずれかを選んでプリントしてみましょう。
デジタル印刷には無い美しさ。
独特の風合いと味わいにメッセージを添えて今、旅立ちの季節。
感謝の気持ちをあの人に送ります。
要項
- 日時
-
2008年 3月 15日(土)~16日(日) 10:00-16:00 (12:00-13:00 休憩)
このワークショップは終了致しました。
3月の活動報告 - 場所
- せんだいメディアテーク 地下1階準備室 活版印刷工房
- 対象
- 高校生以上 10名程度
- 参加費用
- 1人 2000円(2日連続)
- なお、活版印刷ワークショップの活動は、自由にご見学いただけます。
直接、会場におこしください。 - お申し込み方法
- お申し込みはFAXまたは電子メールで、住所・氏名・年齢・電話番号をご記入の上、せんだいメディアテーク企画・活動支援室内「カッパンカードづくり係」までお申し込みください。お問い合わせはメディアテークまで(電話による申込は出来ません)。 3月3日まで、多数の場合抽選。
ワークショップの流れ
- 説明(活版の文字。形と色の味わい。印刷機と印刷方法。紙の種類)
- 印刷とカードの説明。
- 休憩(昼食)
- 2台の印刷機を使って、実際に刷ってみる。
- あとかたづけ。感想、講評会。
- 終了。
監修
- 鈴木 久雄
- 活版職人。活版印刷全盛期に植字工として活躍。活版の次世代技術である写真製版に先駆的に取り組む。写真製版技能士。エアブラシを使った地図製版のボカシ技術の開発など、現場実践から生まれるアイディアを活かした技術開発を行なってきた。
- 小泉 均
- タイポグラファー。タイプショップg主催。元長岡造形大学教授。スイス・スタイルのデザイン教育を今も継承するバーゼル造形学校で学び、ウォルフガング・ワインガルトに師事する。主な著書に『タイポグラフィの読み方』(美術出版社刊)などがある。
- 菊地 淳
- 活版・印刷職人。ハリウコミュニケーションズ株式会社取締役。印刷生産・印刷機械技能士。活版印刷最後の世代として出版社などの仕事を手がける。組版・編集の電算化黎明期からシステムの開発とワークフローの研究・実践を行なっている。