生誕100年記念 成瀬 巳喜男 監督特集

2005年10月8日(土)−17日(月)ただし10月14日(金)は休映 せんだいメディアテーク  7階  スタジオシアター

メロドラマの天才、女性映画の巨匠と呼ばれ、まぎれもなく映画の歴史において最も重要な作家である成瀬巳喜男は、1905年に東京に生まれ、1930年に短編喜劇『チャンバラ夫婦』を初監督して以来、遺作『乱れ雲』(1967年)にいたるまで、サイレントからトーキーの時代、モノクロからカラーの時代にわたって充実した作品を撮り続けました。繊細な光や、登場人物たちの身振りを細やかに捉えていく演出と、山田五十鈴や高峰秀子、田中絹代など名女優たちが演じる哀歓に満ちた物語から、今こそあらためてその輝きと深みを発見することができるでしょう。
戦前の『噂の娘』『女人哀愁』『まごころ』などこれまで上映されなかった作品も含め、24作品中16作品がニュープリントでの上映となります。

主催:せんだいメディアテーク
フィルム提供:東宝株式会社/松竹株式会社/角川映画株式会社/東京国立近代美術館フィルムセンター
協力:コミュニティシネマ支援センター/(財)国際文化交流推進協会(エース・ジャパン)
支援:文化庁