上映作品(全24作品)

16. 浮雲

1955年 122分 モノクロ
出演:高峰秀子 森雅之 岡田茉

終戦から遅れてインドシナから引き揚げてきたゆき子(高峰)。戦時中、現地で富岡(森)と愛人関係であったが、帰国して彼を訪ねてみると妻がいた。成瀬の最高傑作と言われる一方、彼の作品のなかでは例外的な雰囲気の映画でもある。 林芙美子の同名小説が原作。

上映日時:10月15日(土)11:00

17. 流れる

1956年 116分 モノクロ
出演:田中絹代 山田五十鈴 高峰秀子

落ちぶれた柳橋の芸者置屋の女将つや奴(山田)とその娘・勝代(高峰)のもとに、女中志望の梨花(田中)が訪れる。栗島すみ子が18年ぶりに登場するなど豪華な女優陣によって演じられる芸者達の哀歓。幸田文の同名小説が原作。

上映日時:10月15日(土)14:00

18. あらくれ

1957年 121分 モノクロ
出演:高峰秀子 上原謙 森雅之

美しく気性の激しい女性・お島(高峰)は鶴(上原)の後妻となるが、女出入りの多い夫に嫌気がさし、お腹の子を堕して家を出てしまう。東京を出て田舎の旅館の浜屋(森)と関係を持つが、彼の妻が戻り再び東京へ。徳田秋声の同名小説が原作。

上映日時:10月15日(土)18:30

19. 女が階段を上る時

1960年 111分 モノクロ
出演:高峰秀子 森雅之 団令子

夫に先立たれ、銀座のバーで雇われマダムとして働く圭子(高峰)。男たちに翻弄されて生きていく彼女の姿を一人称のナレーションで綴った作品。高峰秀子が主演だけではなく衣装も担当している。

上映日時:10月16日(日)11:00

20. 娘・妻・母

1960年 122分 カラー
出演:原節子 高峰秀子 三益愛子

夫を事故でなくした娘・早苗(原)は山の手にある実家に戻ってきたが、彼女のもとに再婚話や兄の事業の失敗など次々と悩みがのしかかる。娘・妻・母という女性のさまざまな姿を家族制度が次第に崩壊していく高度経済成長期の日本とともに描いている。

上映日時:10月16日(日)14:00

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