うちの祭りでやってみたい、と思うあなた。
巨大紙相撲大会の開き方、教えます。
「どんどこ!巨大紙相撲」のひらきかた
巨大紙相撲の生みの親KOSUGE1-16が、全国で展開されている巨大紙相撲大会の開き方をご紹介
■開催日時
2009年3月5日(木) 19 :00-20:30
せんだいメディアテーク 7階スタジオa
ゲスト:KOSUGE1-16(土谷 享)
■内容
昨年、こどもの日に初めて仙台で開催された「どんどこ!巨大紙相撲大会」。
千秋楽の紙相撲大会は大変盛況で、終了後には「私たちの地域のお祭りでも開催してみたい。どうすればよいですか」
という問い合わせを多く受けました。
そこで、この企画を考案したKOSUGE1-16土谷享さんをお招きし、紙相撲大会の開催の仕方や、
開催のルールについてお話を伺います。
この紙相撲大会は、大会を開催するまでの準備作業の間に、地域に住むいろいろな人と知り合い、
協働で大会をつくる、街づくりのプロジェクトです。「いかに地域を巻きこめるか」という
プロセスを重視していますが、そこに住む人とどう知り合い、関わりあうことができるのか。
実はその妙案も、作品のプログラムの一部として用意されています。これらのことについて、
くわしく解説していただきます。
説明会にでて、興味をもったら…
自分たちの地域で開催してみたい方のための研修会の場として、今年のゴールデンウィーク中、
メディアテークを会場に「どんどこ!巨大紙相撲 仙台場所」を開催します。
自分たちで開催するときの活動に役立てられるよう、KOSUGE1-16と、昨年度開催経験者と一緒に、
イベントの準備を体験して開催までのノウハウを学びませんか。
力士づくりのワークショップや相撲大会などの現場運営ほか近隣地域への協力依頼の交渉や、
広報活動、記録の作成などプロジェクトをより充実させていくための活動にも参加していただきます。
■参加申込方法
ファックスまたは電子メールに、
- 氏名
- 所属(学校名,会社名など)
- メールアドレス
- 電話番号
- 応募動機
先着順で受付し、定員になり次第終了します。
■どんどこ!巨大紙相撲とは
ダンボールで身長180cmの等身大の力士をつくって、巨大な土俵の上にのせ、
みんなで土俵を叩いてたたかわせます。家族やともだち同士、子ども会、社会人サークルなど、
チームをつくって参加します。ワークショップで力士を作り、それぞれのチームの特徴がでるような力士を
デザインして、まちの人にPRすることもできます。最終日に開催する本物さながらの相撲大会に出場させます。
お相撲さんをつくらなくても相撲大会では一緒に土俵を叩いて応援することもできます。
地域の商店街の方に力士のしこ名をつけていただいたり、相撲大会のアトラクションを近隣の
保育所や老人ホームの方々にお願いするなど、多様な世代の交流ができる場として企画されています。
※この「巨大紙相撲」は、KOSUGE1-16(現代美術作家)が考案した、現代美術作品です。
街づくりのためのシステムをつくるタイプの作品です。
<これまで開催された大会について>
全国の美術館や公民館、町内会などの主催により地域の公共施設や学校の体育館などを会場にして 開催されてきました。
- 2006年
- 「しりべし場所」小川原脩記念美術館、西村計雄記念美術館,共和町(北海道)
- 2007年
- 「にしすがも場所」にしすがも創造舎(東京都)
- 2008年
- 「ローズタウン場所」つくるところ(京都府)
「仙台場所」せんだいメディアテーク
「かなざわ場所」金沢市中央体育館他(石川県) - 2009年
- 「北本場所」北本中学校体育館他(埼玉県)ほか
※平成21年度の「仙台場所」開催日程は、平成21年5月3日から5日です。
■KOSUGE1-16とは
土谷享と車田智志乃によるアート・ユニット。
日常のありふれた環境や現象、人のつながりをきっかけに作品制作をおこなっています。
参加型の作品を通して、参加者同士や作品と参加者の間に「もちつもたれつ」という関係を作り出します。
2005年横浜トリエンナーレ出品。2008年第11回岡本太郎賞受賞。
■ 問い合わせ・申込宛先
せんだいメディアテーク企画・活動支援室
〒980-0821
仙台市青葉区春日町2-1
電話:022-713-4483
電子メール office@smt.city.sendai.jp
担当:薄井