2001年1月27日土曜日、せんだいメディアテーク1階オープンスクエアにて
のべ約100人が参加し、日比野克彦氏のワークショップが開かれました。
当日の模様を、日比野氏によるプログラムに、写真をおりまぜながらご紹介します。
参加者のみなさんへ!
雪の降る中ようこそメディアテークへ!
以上で『サインを読み取れ』は終了です。
日頃街を歩いていてふと人とすれ違うとき
言葉はないけど相手から感じ取るものがあります。
同時に自分も相手に読み取られてることがあるのです。
言葉になる前に
言葉の扉が開く前に
あなたは文字にならない魔法の窓を持っているのです。
GLOBAL MESSAGE
日比野 克彦
2000枚の様々な形をしたボードの集合体によってできている球体は
21世紀へのメッセージというテーマで日本中から寄せられた文章を
日比野克彦が一枚一枚形にしたもので構成されています。
ボードの表面にはサイバーコードがあり、解析ソフトを通してモニター上で初めて文章が形の上に現われます。
このプロジェクトは2001年1月1日にNHK総合で生放送でメッセージを集め、スタジオで形をボードに切っていき、
13時間をかけて球体に仕上げていき、全国からの言葉が形を形成していきました。
共同研究者 暦本純一(ソニーコンピュータサイエンス研究所)
協力 江渡浩一郎(財団法人国際メディア研究財団)
東京芸術大学美術学部先端芸術表現科1、2年生