紙コップと絹糸を用いて糸電話の原理を応用した楽器、
それが「ストリングラフィ」です。
せんだいメディアテークの開館記念イベントのひとつとして、
世界でただひとつのストリングラフィの演奏家グループのリーダーであり、
楽器の考案者である水島一江氏の糸電話楽器のワークショップと
ミニコンサートを行いました。
午後1時30分からのワークショップの部では、事前申し込みをした24人の参加者が集まりました。
午後5時からのコンサートでは約300人がストリングラフィの音色を楽しみました。
17:00から1階オープンスクエアで開かれた入場無料のミニコンサートには、ワークショップの参加者、
図書館帰りやお仕事帰りのみなさん、5・6階の展示を見に来たみなさん、などたくさんの方々が集まりました。
164席の椅子は満席、立ち見のみなさんも常時約100名ほど、びっしりプラザを埋め尽くしました。
水嶋一江、井上丸、篠原元子
春 作曲:ビバルディ
イエスタデイ 作曲:ポール・マッカートニー
あんたがたどこさ 手まり歌
もののけ姫 作曲:久石譲
英国庭園式殺人事件・コックと泥棒その妻と愛人 作曲:マイケル・ナイマン
戦場のメリークリスマス 作曲:坂本龍一
お祭りマンボ 作曲:原六郎
赤トンボ 作曲:山田耕筰
カノン 作曲:パッヘルベル
約1時間のコンサート終了後、ワークショップで使ったストリングラフィを触り、コンサートを聴いたみなさんも、
その音の仕組みに驚いていました。
ストリングラフィの今後の予定は、
スタジオ・イヴのホームページに掲載されています。
http://www02.so-net.ne.jp/~steve/