メッセージ/ことばの扉をひらく
スタジオシアターイベント
仙台ゆかりの映画特集

2月3日(土)・4日(日)
*2月3日(土) 上映+レクチャー
「『赤い殺意』のころ」塩田長和氏(日本ビジネススクール仙台校校長)ほか

映画はそれが撮られたロケ地を記述した「場所の記録」でもあります。 仙台を舞台とした古い映画は、記憶を喚起する装置としての機能も果たします。

「赤い殺意」

今村昌平監督 1964年 日本 150分
カンヌ国際映画祭グランプリも受賞している今村昌平監督が、東京が舞台の原作を仙台に移して制作した作品。 当時はスキャンダラスな物語とも言われましたが、昭和30年末の仙台の懐かしい風景を見ることができます。 「赤い殺意」の画像

「大地の侍」

佐伯清監督 1956年 日本 106分
旧仙台藩の北海道開拓をとりあげた作品です。 本来大地を耕す人々の上に立ってきた武士が「開拓」という困難のなかで繰り広げる物語。

「惜別の歌」

野口博志監督 1963年 日本 81分
小林旭を主人公にした、日活らしいプログラム・ピクチャーのひとつであるヤクザ映画。 物語は、仙台や松島を背景に任侠の道にのまれていく男の姿を描いています。

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