ワークショップは終了しました。当日の様子は こちらです。
〜車いすに乗って、探して、作って、かんがえる〜
日本のバリアフリー活動は、1969年、仙台に住む1人の障害のある方と1人のボランティアが、
車いすで自由に街を歩きたいと声を上げ、行動を起こしたことから始まりました。
それがきっかけとなって、大阪万博での施設改善など、
市民による「福祉のまちづくり」運動として全国に広がっていったのです。
現在は、高齢社会の到来とともに車いすばかりでなく、さまざまなハンディに目が向けられ、
実に多種多様な取り組みがなされるようになりました。
メディアテークでも目や耳の不自由な方のための情報サービスをはじめ、さまざまなバリアフリーに関する活動を、
みなさんといっしょに進めていきます。
このワークショップでは、バリアフリーの取り組みの原点に立ち返り、
車いすそのものをもういちど見つめ直したいと思います。
まずは車いすに乗って、メディアテークの内外にあるバリアフリーの設備、施設や、
ばらばらの状態の状態でおかれた車いすの部品を探しだし、見つかったらこんどは車いすの組み立てに挑戦します。
車いすに乗ってみる、探してみる、作ってみる・・・・・・
障害のある人もない人も、みんなでわいわい楽しみながら、車いすのすべてを徹底的に解剖してみたいと思います。
●伊藤清市(いとう・せいいち)
幼少時より車椅子生活を送る。東北福祉大学在学中に、
「仙台ふくしマップ作成委員会」を立ち上げ、ふくしマップ作りを始める。
1997年、福祉地図「レモンちゃんのまちある記in仙台」完成。現在、「ふくしマップ宮城」として情報発信中。
仙台医療福祉専門学校、仙台医療秘書福祉専門学校の非常勤講師も勤める。
2001年3月18日(日) 13:30-16:00
せんだいメディアテーク
●ワークショップ参加者募集中
参加希望者は、往復はがき、またはe-mailに、ワークショップ名、住所、氏名、電話番号、
年齢を記入してメディアテーク企画活動支援室まで。3月5日必着。
定員は10名、申し込み多数の場合は抽選となります。