回転回 Live! in smt

集合写真を撮ったとき、ふと自分が動いてしまって、消えてしまったという経験がありませんか?他のみんなはそこにいるのに自分がいた場所にぽっかりとあいた穴。すごいスピードで通過する風。そんな現象に着想した屋代敏博さんの作品「回転回」に参加して、自分の姿を撮影してみましょう。写真を撮る行為が自分を消す行為へと発展する時、未来の写真が見えてくるかもしれません。

ワークショップの報告

回転回 Live! ワークショップ

屋代敏博氏の回転回

屋代敏博氏は、さまざまな場所で回転する自分の姿を、撮影の時間を調節して写し、単純な姿にかえて場所にとけ込んでしまう映像作品の「回転回」シリーズを14年続けている。また最近では協力者や参加者と供にコミュニケーションを取りながら制作に参加して貰い、アートの「作り手」と「受け手」の距離を縮める活動に発展させた。

過去であり 現在であり 未来であり、
It is the past, the present, and the future.
祖先であり 自身であり 子孫である。
It is one's ancestors, one's self, and one's descendants.
すべては消滅し、再生する。
Everything disappears, and is reproduced.
 屋代敏博

講師

屋代敏博

1970年埼玉県生まれ。写真家。多摩美術大学卒。映像、演劇を学ぶ。

講師の屋代さんがツァイト・フォト・サロンにて個展を開きます!

「KAITENKAI Haute couture」

2007年1月12日(金)〜2月14日(水)
祝・日・月曜日休廊
10:30〜18:30(土〜17:30)

ツァイト・フォト・サロン
中央区京橋1-10-5 松本ビル4F
TEL.03-3535-7188 FAX.03-3535-7112

協力