smt写真講座 vol.6 フォトゼミ 「せんだいメディアテーク10周年記念企画。着工から竣工までの1000日間を2時間の館内ツアーで体験。」UNDER CONSTRUCTION』−せんだいメディアテーク誕生までの1000日間の写真記録−

アンダーコンストラクション

2001年1月26日。新世紀の幕開けとともにオープンしたせんだいメディアテークは今年10周年目を迎えます。
写真家・畠山直哉氏は世界を驚嘆させた、この現代建築の着工からオープンまでを約1000日間にわたり撮り下ろし、写真集「UNDER CONSTRUCTION」(アンダーコンストラクション)としてまとめました。今回は畠山氏とともに、建設当時に仙台に常駐して工事監理を担当された伊東豊雄建築設計事務所の古林豊彦氏を迎え、メディアテークの館内をめぐりながら写真を撮影した場所その時感じたこと等当時の秘話を交えてお話いただく体験ツアー型のワークショップです。

講師

畠山直哉 Hatakeyama Naoya
写真家。岩手県陸前高田市出身。筑波大学芸術研究科修士課程修了。大辻清司氏に師事し、大学卒業後は東京に移り活動を続ける。石灰石鉱山の現場や発破の瞬間、また都会の建築群や地下水路など、多様な光景を撮影している。1997年に写真集『ライム・ワークス』と写真展『都市のマケット』により第22回木村伊兵衛賞受賞。2001年には世界最大の国際美術展である「ヴェネツィア・ビエンナーレ」に日本代表の一人に選ばれている。同年、写真集『アンダーグラウンド』により第42回毎日芸術賞を受賞。メディアテークの着工から竣工までの様子を撮りおろした写真集「UNDER CONSTRUCTION」は代表作でもある。
古林豊彦 Kobayashi Toyohiko
1964年兵庫県生まれ。京都大学大学院修了。1990年〜伊東豊雄建築設計事務所。1995-2000 年、せんだいメディアテーク・プロジェクトに関わり、1998-2000の間smtの施工現場に常駐し、設計監理に携わった。主な担当作品。せんだいメディアテーク、福岡アイランドシティ中央公園中核施設“ぐりんぐりん”、台中メトロポリタン・オペラハウス、高雄ワールドゲームス2009スタジアムなど。