報告 2015年09月06日更新

開催報告・シネバトルVol.9


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夏とは思えないほど涼しく、また雲の多い日々が続いた8月下旬、シネバトルVol.9は開催されました。今回のプレゼンターは5名。相変わらずバラエティ豊かな作品が集まりました。今回写真撮影のスタッフを確保できず、司会をしていたわたくし服部が撮影も兼ねることに...。なのであまり写真がないのです。すみません。

今回のプレゼンターとプレゼン作品はこちら!
平山友美子さん「きっと、うまくいく 監督:ラージクマール・ヒラーニ」
福島絃野さん「コントラクト・キラー 監督:アキ・カウリスマキ」
納富洸司さん「豆大福ものがたり 監督:沖田 修一」(銀賞)
伊世貴志さん「ペイ・フォワード 可能の王国 監督:ミミ・レダー」
田村圭子さん「ビフォア・ザ・レイン 監督:ミルチョ・マンチェフスキー」(金賞)

インド映画から王道のハリウッド作品、そしてお菓子を主人公にした短編まで。オーディエンスのみなさんも目をキラキラさせながらプレゼンターの言葉に聞き入っていました。見事金賞を受賞したのは田村さんの「ビフォア・ザ・レイン」。丁寧なプレゼンで制限時間の3分ではあらすじの途中までしか紹介できず...。でもオーディエンスからのいい感じの質問に答える形で見事に補完。作品の持つ魅力を様々な視点でお話しされたのがその勝因??個人的には赤ペンがぎっしり入ったメモを見ながらの福島さんのプレゼンと、実際にコンビニスイーツ(しかも食べかけ)を会場に持ち込んだ納富さんのプレゼンが印象的でした。

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シネバトルの会場は30席。小学校の教室より少しせまいくらいのスペースでの催しです。マイクを用意してはいるのですが、使うか使わないかはプレゼンターの自由。結果的に今回もほとんどのプレゼンターが肉声で作品を紹介されていました。客席後ろの方に行くと聞き取りにくいこともあるかもしれないのですが、でも、この肉声というところがすごく良いのだと思います。プレゼンターの緊張感や、どうしても伝えずにいられない「思い」が直接届くような気がします。声の調子そのものがプレゼンの印象に大きく影響しますし、シネバトルというイベント全体のムードを作ることにも一役買っているように思います。

ただこの辺は判断の難しいところ。せっかくのプレゼンも聞こえなければ魅力が半減ですので...。もっともマイクを使う・使わないに関わらず、せっかくプレゼンターとオーディエンス双方の距離が近いのですから、会場の一体感、臨場感を楽しんでほしいと思います。特に今回は何というか「さぁ、聞かせてくれ!」という期待のエネルギーのようなものを、オーディエンスのみなさんからすごく感じました。シネバトルは参加されるみなさんによって作られているなぁと、つくづく実感した瞬間でもありました。 そしてこの熱気をオーディエンスとして寄せているだけではもったいない!!ぜひプレゼンターとしてもこの熱気を感じながら、自分の大好きな映画作品を語ってもらいたいと思います。プレゼンターの応募用紙は会場のせんだいメディアテーク2F映像音響ライブラリカウンターに設置してあり、随時受け付けています。またメールでもOK。人前で話すのが得意かどうかはあまり関係ないんです!大好きな映画があれば、語る言葉は誰しも持っているはず。ぜひそれを聴かせてください。お待ちしております。

下記の必要事項をメールに記入し、office@smt.city.sendai.jpまでご応募ください。

・メールタイトルは「シネバトルvol.10出場希望」としてください

・お名前

・年齢

・住所

・電話番号(連絡のつきやすい時間帯があればあわせて明記ください)

・E-mailアドレス

・紹介したい映画(作品名、監督名)

・ひとことアピール

応募締切 2015年10月17日(土)18:00まで


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