報告 2017年08月13日更新

【レポート】図+ウィーク(とぷらすウィーク)に参加しました。


活版印刷研究会では8月6日(日)に、「図+ウィーク(とぷらすウィーク)」の一環として、活版印刷工房(地下1階)の見学案内(10:30~16:30)&カード刷り体験(無料)と、ワークショップ(10:30~、14:00~)を行いました。

地下にあるの活版の工房は、普段は開放していないため、シャッターが降りています。

今回見学に訪れていただいた方の中には、

せんだいメディアテークにこのような施設や設備があることをご存知無い方も、多くいらっしゃいました。

入り口には、カード刷り体験をしていただけるコーナーをつくり、多くの方に参加いただきました。

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ワークショップでは、実際にミニカードづくり体験をしていただきました。

職人による活版の講座にはじまり、自分の好きな文字を8~10文字決めたら、活字を棚から文選。その後、版に組み付けし、手フート印刷機で印刷。印刷後は、解版し、活字を戻すまでを体験いただきました。

みなさんそれぞれ、素敵な言葉をカードに印刷されていました。

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工房に収蔵されている活字は約20万本。

各地から寄贈され、現役を退いた今でも、メディアテークの地下1階で活字や印刷機は活躍を続けています。

昭和の時代に使われていた道具や、趣ある活字の印影が好きですと皆様からお聞きすると、

やはり活版は今でも人々を惹きつけ、魅了する力があるのだと実感します。

活版印刷研究会では、月に1回活字や道具のメンテナンスの技術を職人さんから学び、継承することで活版文化を後世に残す活動をしています。

せんだいメディアテークの地下1階では、活版工房・活版印刷研究会の活動見学ができます。

下記の日程で活動をおこなっています。ぜひ、お立ち寄りください。

924日(日)10301600 (※12001300を除く)

1022日(日)10301600 (※12001300を除く)


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