せんだいメディアテーク

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メディアテークでおこなわれるイベントを紹介するものです。

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せんだいメディアテークのアーカイブは、メディアテークを媒介とした市民のみなさまの参加・協働による地域文化の創造・発信の記録と成果を紹介するものです。

 

お知らせ

鷲田清一とともに考える1 物語る/できごとを伝えていく

【開催概要】
日時:2014年5月4日(日)13:00—14:30
出演:野家啓一(東北大学教養教育院総長特命教授/哲学者)、鷲田清一(せんだいメディアテーク館長/哲学者)
会場:せんだいメディアテーク 1階オープンスクエア
定員:80名
参加無料・申込不要・直接会場へ

「鷲田清一とともに考える1」チラシ画像

 

【趣旨文】
人間は「物語る動物」である。あるいは、「物語る欲望」に取り憑かれた動物、と言った方が正確であろうか。
野家啓一『物語の哲学——柳田國男と歴史の発見』より

せんだいメディアテーク館長の鷲田清一が、各分野のプロフェッショナルからお話をうかがいながら、いま、メディアテークを通してみえる社会の課題について、みなさんと共有し、考えを深めていく対話の時間。
今回は「物語り論」でも知られる哲学者の野家啓一さんをお招きし、今年の秋に予定されているメディアテークの展覧会「記録と想起」に関連した対話を行います。「記録と想起」展は「3がつ11にちをわすれないためにセンター」に寄せられた震災の記録データを活用した展覧会で、映像や写真で記録する行為と、記録物が思い起こさせるひとつひとつの物語、そして物語を紡ぐ総体としての「アーカイヴ」について考えていくものです。
野家さんの著書『物語の哲学』(*1)を手がかりに、震災がわたしたちに気づかせた、記憶を語ることの大切さ、そして、忘却/忘れることの意味について、対話を重ねます。

*1 岩波現代文庫『物語の哲学』野家啓一 著/岩波書店 発行

 

【プロフィール】
野家啓一(のえ けいいち)
哲学者、東北大学教養教育院総長特命教授。1949年生まれ。東北大学理学部卒業、東京大学大学院博士課程中退。東北大学副学長を経て、現職。専攻は哲学・科学基礎論。近代科学の成立と展開のプロセスを、科学方法論の変遷や理論転換の構造などに焦点を合わせて研究している。主な著書に、『物語の哲学』(岩波現代文庫)、『科学の解釈学』(講談社学術文庫)、『パラダイムとは何か クーンの科学史革命』(講談社学術文庫)など多数。1994年第20回山崎賞受賞。

鷲田清一(わしだ きよかず)
哲学者、大谷大学文学部教授。1949年生まれ。京都大学文学部卒業、同大学院修了。大阪大学総長を経て、現職。これまで哲学の視点から、身体、他者、言葉、教育、アート、ケアなどを論じるとともに、さまざまな社会・文化批評をおこなってきた。主な著書に、『モードの迷宮』(ちくま学芸文庫、サントリー学芸賞)、『「聴く」ことの力――臨床哲学試論』(阪急コミュニケーションズ、桑原武夫学芸賞)、『「ぐずぐず」の理由』(角川選書、読売文学賞)など多数。