作家

佐立努

材質

電球、紙､針金、CDプレーヤー

作品説明

美しい空を飛ぶトンビの姿を見ている時間は僕にとって特別の時間です。トンビは僕を大きなものへと導きます。僕は何かの一部だという事を感じます。それはとてもうれしい事です。そこに自分の居場所を感じるのです。僕は自然でありたいと願っています。でもそれには、自分がなんなのか、その答えがわからずには、なにが一体自然であることなのかが、わかりません。そこにいる時､その答えもそこにあるような気がするのです。だからそこに居場所を感じるのでしょう。僕にとってその自分の居場所が､隠れ家です。自分の居場所を持つということは、強いです｡その事でどこにいても、大丈夫だと思えるものです。