8月は、親子で楽しめる作品を上映します。ドイツの影絵アニメーション作家ロッテ・ライニガー(Lotte Reiniger。 ベルリン生まれ。1899―1981年)は、1919年に初の短編影絵アニメ『美しき魂の飾り』を制作、1923年に長編『アクメッド王子の冒険』に取り掛かり3年をかけて完成させました。その後、第二次世界大戦までにドイツ、イタリア、イギリスなどで数多くの短編を制作し、ジャン・ルノワール監督の『ラ・マルセイエーズ』(1938年)の影絵芝居の場面を担当するなど幅広い活動をおこないました。なお、今月は「わくわく映画館」(主催:仙台市教育局生涯学習課|仙台市民図書館)を同時開催します。
今回は、教材ライブラリー所蔵資料から『父と暮らせば』(2004年/99分/カラー ※VHSでの上映)を上映します。広島の原爆投下から3年、生き残った後ろめたさから幸せになることを拒否し、苦悩の日々を送る主人公・美津江(宮沢りえ)。父・竹造(原田芳雄)に励まされ、悲しみを乗り越え、未来に目を向けるまでの物語。原作は井上ひさし。監督には今年4月に亡くなった黒木和雄(享年75歳)。今後のスタジオ・プレビューでの上映に関心のある方は、企画・活動支援室(担当:小川・大村)までお問い合わせください。
せんだいメディアテーク
7階スタジオシアター
8月はすべてのプログラムが入場無料です。
各回入替制(定員180名)。開場は上映の15分前を予定しています。
やむを得ない事情により企画内容の変更、および、入場の制限をさせていただく場合がありますのでご了承ください。
上映時に、1歳半から未就学児までの託児サービスがあります(おやつ代200円が必要)。往復はがき又は電子メール、FAXに、希望日時、住所、氏名、電話番号、お子様の氏名、年齢(月齢まで)、を記入のうえ8月8日(火)(必着)までに「月例上映会託児担当」までお申し込み下さい。
主催:せんだいメディアテーク
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