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9月の月例上映会は、10月6−9日の「ぴあフィルムフェスティバルin仙台」を前に、1977年以来のぴあフィルムフェスティバルに入選したものからいくつかの作品をとりあげます。同映画祭はプロの映画監督への登竜門として、初期には森田芳光(『家族ゲーム』『間宮兄弟』など)や黒沢清(『アカルイミライ』『LOFT』)などが入賞しています。最近では入選作品がそのまま劇場公開されるなど、高いクオリティの作品が集まる映画祭となっています。

作品紹介

プログラムa
シニミズハカセ
監督:小林でび/日本/2004年/34分/カラー/DV
昨年度のぴあフィルムフェスティバル入選作品のひとつ。かつては世界征服をたくらんでいたがどこか間の抜けた怪人と、こころやさしい看護婦、そしてストーカーがおりなすコメディ。
星ノくん、夢ノくん
監督:荻上直子/日本/2000年/68分/カラー/DV
『バーバー吉野』『かもめ食堂』の荻上直子の作品。修学旅行で地球にやって来た星ノくんと夢ノくんは、帰りの列車に乗り遅れてしまう。緊急時の集合場所へ行くために地球人の女性に声をかけたことから、予定にはなかった旅が始まる。
プログラムb
ある朝スープは
監督:高橋泉/日本/2004年/90分/カラー/DV
『さよなら さようなら』の廣末哲万とともに映画作りを続け、今年のぴあフィルムフェスティバルで公開された『14歳』の脚本も手がけた高橋泉の作品。この作品は自主製作としてはじめて日本映画監督協会新人賞を受賞している。新興宗教の深みにはまる男と、それをなんとしても食い止めようとする彼女の間に深まる溝と無力さが描かれている。
プログラムc
雨女
監督:矢口史靖/日本/1990年/72分/カラー/8mm(DVDで上映*)
『ウォーターボーイズ』『スウィングガールズ』の矢口史靖の作品。降り止まない雨の中、不可思議な二人の女性の不可思議な共同生活。ホラーやドキュメンタリー、はては前衛映画の様相も見せつつ、見ている者の想像を超える世界が展開する。
*マクセルがDVDとしてアーカイブ化しています。
さよなら さようなら
監督:廣末哲万/日本/2003年/37分/カラー/DV
『14歳』を監督し廣末哲万の作品。主人公ヨハネがインターネットを介して自殺志願者を呼び寄せ行う強烈な儀式。現代において生きること/死ぬことに対する疑問を投げかける作品。

スタジオ・プレビュー

「スタジオ・プレビュー」は、スタジオ活動の成果や映像音響ライブラリー資料を中心として、仙台というまちにこれまでたくわえられた、あるいは、今生まれつつある映像を幅広く発表する場を作ることをねらいとしています。今回は、「第15回定禅寺ストリートジャズフェスティバル実行委員会活動記録 受け継がれる秋の響きを受け継ぐ人たち・・」(製作・企画:仙台市民メディアネット/2006年/29分)を上映します。この作品は、市民による情報発信・メディアリテラシーの向上を目指す仙台市民メディアネットの活動から生まれたものです。
今後のスタジオ・プレビューでの上映に関心のある方は、企画・活動支援室(担当:小川・大村)までお問い合わせください。



会期・会場

せんだいメディアテーク
7階スタジオシアター

9月22日(金)
12:00 スタジオ・プレビュー
14:00 プログラムa
17:00 プログラムb
19:00 プログラムc
9月23日(土)
12:00 スタジオ・プレビュー
14:00 プログラムa
17:00 プログラムb
19:00 プログラムc

入場方法

入場料は1プログラムにつき一般1000円、学生以下800円。当日受付にてお支払いください。
豊齢手帳・障害者手帳等をお持ちの方は半額となります。
各回入替制(定員180名)。開場は上映の15分前を予定しています。
やむを得ない事情により企画内容の変更、および、入場の制限をさせていただく場合がありますのでご了承ください。

託児サービス

上映時に、1歳半から未就学児までの託児サービスがあります(おやつ代200円が必要)。往復はがき又は電子メール、FAXに、希望日時、住所、氏名、電話番号、お子様の氏名、年齢(月齢まで)、を記入のうえ9月12日(火)(必着)までに「月例上映会託児担当」までお申し込み下さい。

主催:せんだいメディアテーク

〒980-0821 せんだいメディアテーク
宮城県仙台市青葉区春日町2-1
tel:022-713-3171 fax:022-713-4485
e-mail:office@smt.city.sendai.jp
http://www.smt.jp/