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12月は、毎日映画コンクールのなかに1962年から創設されている「大藤信郎賞」受賞作から親子で楽しめる作品を上映します。この賞は、日本のアニメーションのさきがけである大藤信郎の業績をたたえて優れたアニメーション映画に贈られるものです。 また、今回の上映には、目の不自由な方も楽しめる音声解説、耳の不自由な方も楽しめる日本語字幕がついています。音声解説を聞くための受信機(イヤホン付きFMラジオ)を無料で貸し出ししますので、ご希望のかたは事前にメディアテーク(tel022-713-4484)までご連絡ください。

作品紹介

『ふしぎなくすり』
監督:岡本忠成/日本/1926年/15分
はかせが「ふしぎなくすり」をけんきゅうしていることを聞きつけたどろぼうのドロンたち。おきゃくさんのふりをしてドロンがはかせのところへ行くと、すずらんのかおりのするくすりができあがったところでした。その夜、ドロンはけんきゅうじょからくすりを盗みだしました。ぬすんだくすりをのむと、ふしぎなちからが出てきました。 さて、そのくすりのききめは? 星新一(ほししんいち)の物語をもとにしてつくられた、かわいらしい人形たちがうごきまわる作品。

(C) 株式会社 エコー

『やさしいライオン』
監督:やなせたかし/日本/1954年/27分
ある国のどうぶつえんに、親をなくしたライオンの子どもがいました。そのライオンのなまえはブルブル。また、犬のムクムクはじぶんの子どもがしんでかなしんでいました。そこで、ムクムクはライオンのぶるぶるをそだてることになりました。ムクムクはいつもブルブルにこもりうたを歌って聞かせました。そして、ムクムクよりも大きくそだったライオンのブルブルは、ほかのどうぶつえんに連れて行かれてしまいます。でも、ムクムクのこもりうたがわすれられません。

(C) 株式会社 手塚プロダクション

『銀河の魚』(ぎんがのうお)
監督:たむらしげる/日本/1954年/24分
おじいさんとまごのユーリーは、みずうみのなかにある小さな島にすんでいます。ある日、空を見ていてこぐま座のちかくの星がひとつふえていることに気がつきました。夜空になにかたいへんなことがおきていると気がついたふたりは、それをしらべるためにボートで空へむかい、知り合いの魔法つかいに会います。魔法つかいが教えてくれたのは、おおきな魚の怪物が空の星を食べつくそうとしているということでした。ユーリーはその魚たいじをたのまれます。

(C) Aniplex Inc./Sony Corporation

スタジオ・プレビュー

「スタジオ・プレビュー」は、スタジオ活動の成果や映像音響ライブラリー資料を中心として、仙台というまちにこれまでたくわえられた、あるいは、今生まれつつある映像を幅広く発表する場を作ることをねらいとしています。
今回は、子どもたちを対象として9月に実施した映像作品づくり「アニメーション・ワークショップ」「レモスコープ」の作品を上映します。色紙やクレヨンを使って作ったコマドリアニメーションや、編集加工なしで子どもの視点から撮影した1分間の映像をご覧ください。
今後のスタジオ・プレビューでの上映に関心のある方は、企画・活動支援室(担当:小川・大村)までお問い合わせください。



会期・会場

せんだいメディアテーク
7階スタジオシアター

12月23日(土)・24日(日)
11:00 『ふしぎなくすり』
『やさしいライオン』
『銀河の魚』

*最初に「スタジオ・プレビュー」の上映があります

入場方法

12月はすべてのプログラムが入場無料です。各回入替制(定員180名)。開場は上映の30分前を予定しています。
やむを得ない事情により企画内容の変更、および、入場の制限をさせて頂く場合がありますのでご了承ください。

託児サービス

上映時に、1歳半から未就学児までの託児サービスがあります(おやつ代200円が必要)。往復はがき又は電子メール、FAXに、希望日時、住所、氏名、電話番号、お子様の氏名、年齢(月齢まで)、を記入のうえ12月13日(水)(必着)までに「月例上映会託児担当」までお申込下さい。

主催:せんだいメディアテーク

〒980-0821 せんだいメディアテーク
宮城県仙台市青葉区春日町2-1
tel:022-713-3171 fax:022-713-4485
e-mail:office@smt.city.sendai.jp
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