開館4年目を迎える <せんだいメディアテーク = smt>。
smt誕生前夜から開館にいたるまでの膨大な資料や記録映像をひもとき、企画やデザイン、工事管理、各種工事、プロデュース、マネージメントなど、色々な立場から大勢の人々が知恵を絞り、汗を流してsmtがつくられていく過程が、様々なジャンルの気鋭アーティスト達の協力によって、おもしろおかしく、そして少しだけまじめに展開される <建設(コンストラクション)> の展覧会。
広大な6Fギャラリー4200はさながらおとぎの国の建設現場。普段は背の高い囲いの中で見ることのできない「人類の叡智(えいち)」をこの夏、思い切り楽しもう。
every year one million people use sendai mediatheque(smt), because it combines a variety of old and new media and offers a wide range of activities.
smt was designed to create a sense of freedom and because all of the barriers have been removed, our visitors came from all generations, gender and nationalities.
smt is now in it's 4th year and we are going to show the challenges and hard work involved from it's design to it's opening, using the huge amount of materials and documentary films collected during it's creation from the researchers point of view.
smt is not only exhibiting various construction films and models, but also some of the images, which are seldom exhibited. during the exhibition workshops will be held, not only at the exhibition space, but also on other floors within the smt community.
建設時の図面、議事録、模型写真、現場/竣工写真など、メディアテークの建設過程におけるさまざまな出来事をA1サイズの図書として編集。
また、初公開「メディアテーク小説」などアーティストによるトリビュートページもあるエキサイティングな<設計図書>。
6Fロビーには約2万個の缶バッジによって長さ40Mの超巨大スクリーンを設置。建設当時の光景が甦ります。
また缶バッジは展覧会に参加してくれた方へプレゼント。
ガラスのスクリーンに沿って並ぶ工事現場用の照明バルーンがsmtの夜景をジャック。
コンストラクション・ワンダーランドのオリジナル七夕飾りは必見!
smtといえば、やっぱり光のチューブ。会場のど真ん中に据えられたチューブの<神殿>の内部では、幻想的な光のもとで普段は目にすることのできないsmtの内部構造が浮かび上がります。
会場内に置かれたプレファブの現場小屋はインターネットカフェ。会期限定のスペシャルWEBサイトでは、建設時のコミュニケーションの軌跡すべてにアクセスできる「smtアーカイヴ・ブラウザ」とリアルタイムでありながらバーチャルにsmt内を歩き回ることできる不思議なコンテンツ「ウォーキング・フォト・モニター」が楽しめます。
写真家・畠山直哉氏によって撮影された建設中の写真129点が長さ16Mにおよぶ巨大な壁面を構成します。
壁の裏側では建築家・黒田潤三による参加型のメディアテーク・アート・プロジェクトを展開。
メディアテークの設計者・伊東豊雄氏がsmt建設中に行なった伝説的展覧会『透層する建築』展において上映された映像作品『透層する建築』(映像:000studio、音楽:池田亮司)を現地smtで再映。
smtを題材として若手注目の映像作家3人がショートフィルムによる競演。
誰もが一度は入ってみたかった、建設現場のガードマンボックス。
内部ではsmtに様々なかたちで関わる「人」があなたに語りかけます。
コラボレーターを招いてのギャラリートーク & あの「白A」ライブ!
見るだけじゃなくて作ろう!来場者が力を合わせてsmtを建設!
会場内の全コンテンツを制覇してもワークショップに参加しても、イベントに参加してももらえます!
点と点を結んでいくだけで、アナタもsmtシティの建築家!
カメラを片手にsmtを出発。仙台のまちを歩いて記録するワークショップ。