考えるテーブル

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障がい者グラフィティ

vol.7「障がい者としてのキヲクのキロク」

■ 日時:2012 年 4 月 24 日(火)14:00−15:00

■ 会場:せんだいメディアテーク 7f スタジオa

■ ゲスト:伊藤清市(NPO 法人ゆにふりみやぎ代表)
■ ホスト:及川智(CIL たすけっと代表、被災地障がい者センターみやぎ代表)
■ 参加無料、申込不要、直接会場へ

■ 主催:3がつ11にちをわすれないためにセンター、NPO法人ゆにふりみやぎ、CILたすけっと

■ 協力:被災地障がい者センターみやぎ

 

障がいがある人たちが日ごろから抱えていた様々なバリアは、今回の震災でより深層化、顕在化しました。

このプログラムでは、異なる障がいを持つ人々やそれを支えた人々に、震災以前や震災直後の「これまで」と、復興の途にある「これから」を語っていただきます。また、非日常の中で体験した個々の思いや声を通じて、本当のノーマライゼーションとは何かを、市民の皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

※3がつ11にちをわすれないためにセンターのホームページで生放送をしております。

下記のアドレスから当日の様子を視聴できます。

http://recorder311.smt.jp/movie/14543

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障がい者グラフィティ vol.7「障がい者としてのキヲクのキロク」レポート

昨年度まで「3がつ11にちをわすれないためにセンター」でユーストリーム放送をしていた「障がい者グラフィティ」。2012年度は考えるテーブルに場を移し、参加者のかたと対話をしながら障がい者と震災について話していきたいと思います。

当日の様子は、下記をご覧下さい。※3がつ11にちをわすれないためにセンターの記事:http://recorder311.smt.jp/movie/14543

○今回のタイトル「キヲクのキロク」について(3分15秒頃)
NPO法人20世紀アーカイブ仙台発行の「3.11キヲクのキロク」という本は、市民による市民の視点での震災の記録です。この中に、今日のゲスト伊藤清市氏のインタビューも掲載されています。これまでホストとしていろんな方の震災体験を聞いてきた伊藤氏が、今回は改めて自分自身の体験を語ります。
※「3.11」市民が撮った震災記録:http://www.sendai-city.org/311.htm/

○伊藤氏の震災当日(6分00秒頃)
震災体験を語る伊藤さん
震災当日は島根県にいた伊藤氏。宮城県で震度7の地震が起きたと知らされ、東京まで戻るものの、混乱を避けるため、東北に戻ったのは1週間後。事前に余裕をもって準備したものの、長引く滞在で必需品が不足し、調達に手間がかかったり、移動に関して工夫をこらしたり、障がい者ならではの不便もありました。仙台に戻ってから知ったという、人工呼吸器を使っている知人の話も交えながら、日頃の備えがいかに大切かを訴えました。
※3がつ11にちをわすれないためにセンターの取材映像でも体験を伺いました。
わすれン!ストーリーズ003:http://recorder311.smt.jp/movie/236

○震災後の障がい者を取り巻く環境(26分40秒頃)
震災以前は「2日間頑張れば行政が助けてくれる」と言われてきましたが、実際にはそうではないということがわかりました。大きな地震が再びこないとも限らないという状況にあって、被災地障がい者センターみやぎとしてどのように提言をしていくべきかが語られました。

CILたすけっとの及川さん

○参加者より(35分30秒頃)
精神障害がある夫の避難所での苦労についてお話をいただき、それに関連して「見えない障がい」について議論が交わされました。また、避難所や仮設住宅での生きがいについての意見が出ました。

会場の様子

○今年度の「障がい者グラフィティ」(57分10秒頃)
第3火曜日の14時からせんだいメディアテーク7階「考えるテーブル」から、障がい者の震災体験と今後についてお送りします。
※これまでのアーカイブ放送:http://recorder311.smt.jp/graffiti/

○次回テーマ・ゲスト
「とっておきの音楽祭」について、ゲストを迎えてお話します。
※イベントは終了しました。当日の様子は、下記をご覧下さい。
http://www.smt.jp/thinkingtable2012/?p=156

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