作家略歴
エキソニモ
千房けん輔と赤岩やえによるアート・ハック・ユニット。1996年よりウェブ上でしか体験できない実験的プロジェクトで注目を集める。持ち前の機知にあふれたハッキング精神で活動をインスタレーション、ソフトウェア、デヴァイス、ライヴ・パフォーマンス、イヴェント・プロデュースなどへと拡張し、国内外の展覧会やフェスティバルで活躍している。2006年リンツのアルス・エレクトロニカ賞ネット・ヴィジョン部門でゴールデンニカを受賞。DΩrkbΩt TΩkyΩ主宰。
http://exonemo.com/
KOSUGE1-16
土谷享と車田智志乃によるアート・ユニット。美術施設だけにとどまらず、ワークショップなどをとおして地域の日常生活のなかからアートを立ち上げる。巨大なサッカー盤の作品や、紙相撲のワークショップ、自転車をつかったフィールドワークプロジェクトなど多彩な活動を行う。2005年横浜トリエンナーレ出品。
http://homepage.mac.com/kosuge1_16/
タノタイガ
美術家。プラモデルに見立てた自分自身の木彫キット「オリヂナル」シリーズなどの立体作品や、赤い羽根で作ったスーツを着て私的な街頭募金活動を行うなど、制作したものを身につけて社会に紛れた姿を映像に記録し作品化する。またブランド品のバックや財布の木彫を制作し、パリの本店へ行き税関を通って帰国するまでを映像に収めたり、ネットオークションに出品するなどの「ボーダーラインプロジェクト」を行う。
http://www.taigart.com/
堀尾寛太
ミニマムなサウンド・パフォーマンスを展開する。ラップトップに電子工作・映像を掛け合わせた自作デバイスによってライヴを行う。手元に作り出した一種の箱庭的な世界とコンピュータを相互に接続し、ユニークなオーディオ/ヴィジュアルを生み出す。多摩美術大学情報デザイン学科助手。DΩrkbΩt TΩkyΩ主宰。
http://kanta.but.jp/
梅田哲也
一時として同じ状態が持続しない現象の展示や、音のパフォーマンスを行う。近年は国内外から幅広い趣向の企画展や制作プログラム、音楽フェスティバルなどに招聘され、きわめてボーダレスな活動を展開中。
http://www.siranami.com/
hokusui (北野央、杤尾直也、小野寺望、唐鎌新)
建築をもの・ことをつくるプロセスの実践として捉え、東北大学建築空間学研究室の北野央を中心として2001年より活動を開始する。主なプロジェクトは2003年「応挙の眼鏡」(福島県美)、 2004年「フォトサイクリング」(smt)、2005年「モコモコ雪カキランド」(smt)など。
http://www.hokusui.tank.jp/
村上タカシ+がんがんモリィ
美術家。宮城教育大学准教授。1986年より畳やお米を使った作品など東京で活動を開始する。現在まで、国内外の展覧会やアートプロジェクトに多数参加している。主なアートプロジェクト企画には、「IZUMIWAKU project」「TANABATA.orgARTproject」などがある。
http://murakamix.com/
がんがんモリィは、宮城教育大学の村上タカシ研究室と大学院生によるグループ。「がんがん」とはモンゴル語で「元気な、速い、おしゃれ、格好いい」、モリィは「馬」。
東北工業大学槻橋修研究室+渡邉武海
槻橋修
建築家。東北工業大学講師。1991年京都大学工学部建築学科卒業。1998年東京大学大学院博士課程単位取得退学、東京大学生産技術研究所助手。2002年TEEHOUSE建築設計事務所設立。作品に「八百長BAR」ほか。著書に『20世紀建築研究』(INAX出版、共編著)ほか。
渡邉武海
デザイナー。1998年東北工業大学大学院工学研究科建築学専攻修了。主なプロジェクトは、cafe haven't we met設計及びグラフィックデザイン、越後妻有アートトリエンナーレ2006出展(TEAM PARKLETTE)、Sendai Artcity Project 「ART仙台場所」グラフィックデザインなど。