けやき通り通信~目や耳の不自由な方への情報紙~第55号(2010.8) ■イベント案内 ●ショートピース!仙台短篇映画祭2010  (バリアフリープログラムあり) 可能性に満ちた監督たちによる作品や、ショートフィルムならではの魅力を堪能できる場として、毎年多くのファンが足を運ぶ映画祭。記念すべき10年目を迎える今年の映画祭では、公募作品の上映に加え過去に取り上げた監督の新作を上映します。また、18日は音声解説・日本語字幕・託児つきのバリアフリープログラムがあります。 場所:7階スタジオシアター、1階オープンスクエア 前売券:3プログラム回数券 2,500円(100セット限定)     フリーパス 3,500円(30枚限定 ナディッフ     ビスでのみ販売) 当日券:1プログラム券 1,000円 小学生以下800円     豊齢手帳・障害者手帳をお持ちの方は800円 プレイガイド 8月20日発売 ナディッフビスほかで販売 詳細は、ショートピース!仙台短篇映画祭webサイト http://www.shortpiece.com/をご覧ください。 〈問〉仙台短篇映画祭実行委員会 080-3146-6085 音声解説・日本語字幕・託児つき上映プログラム 成瀬巳喜男監督作品『まごころ』 目や耳の不自由な方も一緒に映画を楽しめる上映プログラムです。 日時:9月18日(土) 11時30分から(15分前開場) 目の不自由な方にはこの音声解説を聞くための受信機(イヤホンつきFMラジオ)を無料で貸し出します。ご希望の方は事前に音声解説担当までご連絡ください。 託児(1歳半~未就学児。子ども1人200円)をご希望の方は、はがき、FAXまたは電子メールに氏名、住所、連絡先、子どもの氏名、年齢(月齢まで)を記入し、9月10日(必着)までに担当係へ申し込み。 〈問〉せんだいメディアテーク 音声解説、託児担当   TEL713-4484 FAX713-4485 ●音声解説・日本語字幕つき上映  「島の色 静かな声」 メディアテーク開館10周年記念事業として、さまざまな映画を上映します。そのなかで音声解説・日本語字幕つきのプログラムがありますのでご紹介します。 10周年事業上映「ことばをこえて―映像の力」 第1部「ことばを紡ぐ身体」 人が語る時、私たちが受け止めている言葉以外のものは何か。語る身体を通じて見る言葉と映像の力。 音声解説・日本語字幕つき上映プログラム 『島の色 静かな声』 日時:10月23日(土) 11時から(30分前開場) 場所:7階スタジオシアター 入場料:500円 内容 沖縄の西表島で糸を作り、色を染め、布を織る石垣昭子(いしがきあきこ)と、島の唄や祭りを愛する夫、金星(きんせい)。ゆっくりと流れる島の時間の中、紡がれる白い糸、鮮やかに染め上がり、織り上げられていく布には、自然と人の魂が宿る。この夫婦のどこかユーモラスで、たくましく大地に根を張った生きざま、自然とともに生きる知恵を素朴に語る言葉、酒に酔って唄い、神へと祈る、失われつつある、自然から生まれ自然へと還る人の暮らしが、詩的な映像で語られてゆく。また、島の聖地に放置されたリゾート開発後の廃墟を、もとの聖地に戻したいと訴える昭子氏の言葉が、島の切迫した環境問題を伝えていく。 監督:茂木綾子(もぎあきこ) 上映時間:75分 目の不自由な方にはこの音声解説を聞くための受信機(イヤホンつきFMラジオ)を無料で貸し出します。ご希望の方は事前に音声解説担当までご連絡ください。 〈問〉せんだいメディアテーク 音声解説作担当   TEL713-4484 FAX713-4485 ●開館10周年事業「いま、バリアとはなにか」 メディアテークは開館10周年を迎えます。記念事業としまして、さまざまなイベントを行います。そのひとつに★全盲の美術家★、光島貴之(みつしまたかゆき)の展示を予定しておりますので、ぜひご来場ください。(★の部分は読まなくていいです) 光島貴之 音と触覚で生活世界をなぞる 段差や障害物、匂いや話し声をランドマークにしながら生きる美術作家光島貴之の日常をなぞりながら、取り除かなければならないバリア、いろんな人を巻き込んで楽しむことができるバリア、作り替えたいバリアについて、音や触覚などの「気配」の展示により体感するプロジェクトです。 日時:10月23日(土)から12月26日(日) 9時から22時 場所:7階スタジオ外周部 入場料:無料 そのほか展覧会などを開催いたしますので、ぜひご来場ください。その一部をご紹介します。 6階ギャラリーの展覧会 -消費社会と均質化を乗り越えるアートの夢- 10周年事業の中核として、美術作家の小山田徹(こやまだとおる)と藤井光(ふじいひかる)が1000㎡以上ある空間全体を使ったダイナミックなインスタレーションを発表します。 小山田徹は、世界的に高く評価されているパフォーマンスグループ「ダムタイプ」での活動の後、バザールやカフェなどコミュニティのための共有空間の設計・開発を先駆的に行っています。藤井光は、映像メディアを用いながら、資本主義社会の歪みなど現代社会の問題点を深く切り取る表現活動を行っています。この展覧会では、両者が現在におけるバリアについての考察をもとに、仙台でのフィールドワークによって集めた大量の日常生活品と、現代生活における生への欲望を記録した映像の断片によって、私たちの社会の鏡像的空間を作り出します。 日時:10月23日(土)から12月26日(日) 10時から19時(光のページェント点灯後は21時まで延長) 場所:6階ギャラリー4200 入場料:100円 〈問〉せんだいメディアテーク企画・活動支援室 TEL713-4483 FAX713-4482 ●第20回定禅寺ストリートジャズ  フェスティバル 仙台 日時:9月10日(金)    14時 ワークショップ     18時30分 前夜祭コンサート(入場無料要整理券) 出演:マイア・バルーwithちんどんブラス金魚 日時:9月11日(土)から12日(日) 11時から21時    ストリート演奏・ナイトステージ 出演:フェスティバル参加のジャズコンボ 会場:1階オープンスクエア 前夜祭のワークショップは入場整理券なし、前夜祭コンサートは事前申込が必要。 入場申込方法はストリートジャズフェスwebサイト http://www.j-streetjazz.com をご覧ください。 〈問〉定禅寺ストリートジャズフェスティバル実行委員会事務局  TEL722-7382 ●とっておきのアートライブ パート3  「アート展&アートと音楽のコラボレーション」 障害のある方たちが演奏を聴き感じことを表現した作品を展示するとともに、その創作過程の映像も上映します。ダウン症の書家金澤翔子(かなざわしょうこ)さんのパフォーマンスとトーク、多彩な出演者による演奏とアートとのコラボレーションも行います。 日時:9月23日(木・祝) 13時から17時 会場:1階オープンスクエア 入場料:無料 〈問〉とっておきのアートライブプロジェクト事務局   TEL716-5717 いただいた個人情報は、当該事業及び関連事業の連絡やお知らせのみに使用いたします。 ご希望の方には「けやき通り通信」を郵送いたします。 また、「点字板」「テープ版」「メール版」「拡大版」もありますので、ご連絡ください。 メディアテークは開館10年を迎えます。 発行元 せんだいメディアテーク 980-0821 仙台市青葉区春日町2-1 電話 022-713-4484 fax 022-713-4485 http://www.smt.jp 電子メール  bfu@smt.city.sendai.jp