展覧会の自主事業一覧
 開館10周年事業   空きスペースを使った作品展示「いま、バリアとはなにか」

メディアテークの館内は目的別に壁面で区切られた空間ではなく、公共空間としてさまざまな目的を持った人が行き来し、情報が交差する場所です。そして新たな出会いが、次の発見と学習につながることを期待されています。このようなメディアテークの空間をより豊かに活性化するために、ギャラリーにとどまらず、館内のいろいろな場所にアートを展示し、人や芸術への出会いの交差点を増やしていきます。公共空間に入り込んだ芸術は私たちに多くの発見をもたらしてくれるでしょう。展示する作家は空間演出やメディアによる表現を得意とする、北川貴好、石橋素+真鍋大度を予定しています。


9月―12月

参考写真 北川貴好 Twilight Zone眠り―都市 2007年 の写真 [参考写真]北川貴好 Twilight Zone眠り - 都市 2007年
北川貴好 吉島庭園プロジェクト 2007年 の写真 の写真
[参考写真]北川貴好 吉島庭園プロジェクト 2007年
 開館10周年事業   6階ギャラリーの展覧会「いま、バリアとはなにか」

10周年事業の中核として、美術作家の小山田徹と藤井光が1000㎡以上ある空間全体を使ったダイナミックなインスタレーションを発表します。
小山田徹は、世界的に高く評価されているパフォーマンスグループ「ダムタイプ」での活動後、バザールやカフェなどコミュニティのための共有空間の設計・開発を行っています。藤井光は、映像メディアを用いながら、資本主義社会の歪みなど現代社会の問題点を深く切り取る表現活動を行っています。この展覧会は、両者が現在におけるバリアについての考察をもとに、仙台でのフィールドワークなどを通して集められた大量のモノや映像素材を用いて6階の空間に共同でもう1つの都市仙台を描き出します。


10月23日(土)―12月26日(日)
10:00―19:00(光のページェント点灯以降は21:00まで)
10月28日(木)、11月25日(木)は休館

小山田徹 浮遊博物館 2009年 の写真 小山田徹 浮遊博物館 2009年
藤井光 chapter1 2005年 の写真
藤井光 chapter1 2005年
せんだいデザインリーグ2011卒業設計日本一決定戦
3月6日(日)―3月13日(日)

せんだいデザインリーグ2011卒業設計日本一決定戦の写真