あれから時は過ぎゆきて ~仙台市電 今は昔の物語~

今、環境問題は私たちにとっては大きな関心事である。車社会の見直しと共に、環境に優しい路面電車の再評価がなされその復活の機運も次第に高まりつつある。かって杜の都仙台の街を颯爽と走っていた仙台市電も消えてから35年。こうした時代の流れの中にあって、この作品は消えていった市電の思いを馳せながら、現在の街の姿と対比しつつ、都市交通について考える糧としたい。