展示 文化人 仙台・宮城セレクト 文化人プロフィール

荒川静香

杜の都の水と空気

私の仙台・宮城のお気に入り
杜の都の水と空気

牛たんやお寿司など、仙台にはおいしいものが沢山あります。
仙台は都会で便利でありながら、気軽に自然と触れ合える街。少し動けば山や、海へ行くことができ、そこにはきれいな空気と水があります。おいしい空気と水によって育まれた食物だからこそ、とてもおいしい。またその食材を調理するのも、仙台人は上手なのではないかと思います。

1981年生まれ。日本を代表する女性プロフィギュアスケーター(プリンスホテル所属)。2歳~18歳までを仙台で過ごす。5歳からスケートを始め2004年世界選手権チャンピオン。2006年トリノオリンピック女子シングル金メダリスト。

インデックス

飯沢耕太郎

古書店&カフェ、「火星の庭」

私の仙台・宮城のお気に入り
古書店&カフェ、「火星の庭」

数年前に紹介されて訪れ、すっかり気に入ってしまった。店主の前野久美子さんの品揃えが素晴らしく、書棚をゆっくり見ているだけで時間が過ぎる。本好きにはたまらないスペースといえるだろう。ここのところ、各都市に若手の店主が経営する「ニュー・ウェーブ」の古書店がどんどん増えてきている。「火星の庭」はその中でも、ヴィジュアル系の本とテキスト系の本のバランスがよく、最もレベルが高い店の一つだと思う。
カフェもとても居心地がいい。手作りのケーキも飲み物も、きちんと気配りされている。10月から11月にかけて、「火星の庭」を中心に「杜の都を本の都にする会」の古本市が開催される。私も「三月兎社」という個人商店名で参加させていただくので、どんな反響があるのかとても楽しみにしている。

写真評論家。1954年宮城県柴田町生まれ。仙台で少年時代を過ごす。仙台第一高等学校卒業後に上京し、1977年に日本大学芸術学部写真学科卒業。1984年、筑波大学大学院芸術学研究科修了後、フリーの写真評論家として活動。現在は日本大学、青山学院大学などで講師を務める。主な著書に『写真美術館へようこそ』、『写真を愉しむ』、『戦後写真史ノート』、『世界のキノコ切手』、『日本の写真家101』などがある。

インデックス

いがらしみきお

かむろば村へ©いがらしみきお/小学館

©いがらしみきお/小学館

私の仙台・宮城のお気に入り
方言

最近東北地方を舞台にした漫画を描いていました。
作品中で、自分が昔しゃべっていたネイティブな東北弁を使っていたら、方言の魔力にハマってしまい、めっきりナマリはじめています。
日本中、どこの地方に行っても、今や景色や食べるものにそんな差はない。明確に地方の雰囲気が残されているとしたら、それはもう方言しかないのかもしれません。東北弁というか、仙台弁にしてもどこかユーモラスで、時に乱暴な感じさえするぐらいぶっきらぼうです。それをおもしろがってもらえるといいですね。
そして、東北や仙台出身の人には、こちらに帰って来た時は、ネイティブな昔の言葉でしゃべってもらいたいです。これはほんとうに開放されますよ。というか、完全無防備状態になります。お勧めです。

漫画家。1955年宮城県加美町生まれ。現在仙台市在住。1979年「'80その状況」でデビュー。1983年「あんたが悪い」で日本漫画家協会優秀賞受賞。1988年「ぼのぼの」で講談社漫画賞受賞。1998年「忍ペンまん丸」で小学館漫画賞受賞。

インデックス

岩井俊二

平禄寿司

私の仙台・宮城のお気に入り
突然「名物」なるものが出現するということでしょうか。

ある日仕事で仙台に行くことになり、それを誰かに話したら、
「じゃあおみやげに萩の月!」と言われ、なんで萩の月?と尋ねると、
「だって仙台って言ったら萩の月じゃん」と。
萩の月と言えばお菓子の青葉城恋歌のB面商品だったのでは?
一体いつから仙台代表の座を得ていたのか?
また別なある日、仕事で仙台に行った奴がいて、
「いやあ牛タンがうまかった」と言ってるのです。
‥‥いつから?
しかしこれは悪い事ではありません。仙台には発明家が多いということなんでしょう。
僕の生まれた北一番町近くには元禄寿司(*)の一号店がありました。おかげで僕は長い間
寿司とは回っているものだと思い込んでいました。
発明家の多い仙台。次はどういうびっくり名物をこしらえるのか?今から楽しみです。

* 平成8年より平禄寿司に変更

映画監督。1963年生まれ、仙台市出身。1993年にテレビドラマ『ifもしも~打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』で日本映画監督協会新人賞を受賞し、映画界に進出する。主な作品に『Love Letter』『スワロウテイル』『リリイ・シュシュのすべて』『花とアリス』などがあり、その独特の映像美は「岩井美学」と称される。2008年に第24回サンダンス映画祭ワールド・シネマ部門の審査員を務め、その春にはNYを舞台にした『New York I Love You』(主演:オーランド ブルーム/クリスティーナリッチ)の撮影を行うなど活躍の場を世界に広げている。

インデックス

内館牧子

第四代横綱谷風梶之助

私の仙台・宮城のお気に入り
第四代横綱谷風梶之助

大横綱中の大横綱が仙台出身だなんてつくづく嬉しい。なのに、仙台人は谷風を知らない人が多くて、つくづく腹が立つ!
史実では初代横綱とされ、天下無敵で心技体も完璧だった。もちろん、姿も美しく、浮世絵にも描かれているほど。
仙台人たちよ、すぐに勾当台公園に走れ!みごとな男っぷりの堂々たる銅像が立っている。
伊達の殿様に愛され、お抱え力士として一時は「伊達関(だてがせき)」という四股名も名乗った谷風こそが仙台のシンボルである。

脚本家。財団法人日本相撲協会横綱審議委員会審議委員。2003年4月『神事としてみた相撲』を研究テーマに、東北大学大学院文学研究科宗教学研究室に入学、2006年3月修了。2005年より東北大学相撲部監督に招聘される。作品に、テレビドラマ「都合のいい女」(フジテレビ)、「ひらり」(NHK朝の連続テレビ小説)、「毛利元就」(NHK大河ドラマ)、小説に「義務と演技」(幻冬舎)、「エイジハラスメント」(幻冬舎)、ほか。第1回橋田壽賀子賞受賞(ひらり)、文化庁芸術作品賞(てやんでえッ!)、放送文化基金賞受賞(私の青空)ほか受賞多数。

インデックス

川島隆太

奥新川(大自然)

私の仙台・宮城のお気に入り
奥新川(大自然)

学生時代、東北大学医学部ラグビー部のいも煮会はいつも奥新川で行っていました。駅から川沿いの道に降りると、清流のすぐ傍でいも煮会ができる小さな河原が点在しています。安全にいも煮会を楽しめるその場所は、子ども連れの家族や軟弱な若人達にまかせておき、武闘派集団の我々はそこから川筋を、人のいない上流目指してどんどんと登っていきました。毎年、重たいビールのケースや大きな鉄鍋を担いだまま、川に転落し、下流に流される部員やけが人がでることから、我々のいも煮会は、清涼な空気とマイナスイオンと引き換えに、命をかける男たちの修行の場でした。毎年、上流へ上流へと場所を移動していましたが、ある年、もうこれ以上は進めないと思われた河原でいも煮会を挙行していると、さらにその上流から小さな子ども達の声がかすかに聞こえてきました。下級生を斥候に出してみると、なんとそこには、誰でも安全にやってこれる遊歩道が整備されているとの報告。我々のこれまでの努力は何だったのかと皆で呆然とした、古き良き思い出があります。あれから25年以上経った今でも、この清流は変わらずそこにあります。

東北大学加齢医学研究所教授。東北大学医学部卒業、東北大学大学院医学研究科修了。人間の脳の働きを画像として計測する脳機能イメージング研究に従事。宮城マスター検定推進会議会長、宮城県教育振興審議会副会長に就任中。これまでに、東北大学ディスティングイッシュトプロフェッサー、ナイスステップな研究者2006(文部科学省)、平成20年度「情報通信月間」総務大臣表彰(総務省)、流行語大賞、トレンド大賞などを受賞。

インデックス

木村浩一郎

SC³(USBメモリースティック)

私の仙台・宮城のお気に入り
SC³(USBメモリースティック)

本作品は、仙台市より国際プロモーションのためのデザインを依頼され製作したUSBメモリーアート作品です。フォルムは、未来への躍動感「Super Future」とSENDAIのSをコンセプトにダイナミックなデザインとなっており、表面は、総本金貼りとなっております。
本筐体の成形は、特殊なデザインのため金型技術では成形が不可能であるため、宮城県産業技術総合センターの協力により、世界最先端の成形技術である光造形法が採用されています。アート、伝統と最先端技術の融合、仙台の今を表現した作品です。

デザイナー。1963年生まれ、仙台市出身。オリジナルブランド「koichiro kimura」、「art・craft japan」デザイナー。仙台を芸術の都にする会会長。日本の伝統芸術である漆塗りをベースに、独自の色世界を表現したテーブルウェア、家具のデザイン・制作を手がける。「アヴァンギャルドでなければ面白くない」というデザイン哲学は、欧米諸国の先駆的セレクトショップなどから高く評価されている。GOOD DESIGN賞、DESIGN PLUS AWARDなど多数受賞、国内外のデザイン展(ミラノ・サローネ展ほか)にも出品。

インデックス

日下光

台原森林公園

私の仙台・宮城のお気に入り
台原森林公園

小さい頃、公園の中にあるアスレチックジムによく遊びに行ったりしていました。 現在、街中から木々の緑や公園そのものが少なくなっている中、この公園は 昔からほとんど変わっていません。 今でもオフの日にはたまに出かけ、公園内をランニングしたりしています。 いつ行っても気持ちがいいので仙台の中で好きな場所のひとつです。

仙台89ERSキャプテン。1982年生まれ、仙台市出身。仙台市桜丘中学校、新潟県立新潟商業高等学校、日本大学を経て、2005年よりbjリーグ・仙台89ERS所属。ルーキーシーズンよりプレイオフ進出に貢献、2006-2007、2007-2008シーズンにはオールスターにブースター投票で選ばれるなどポイントガードとして活躍中。2004年全日本バスケットボール選手権大会優秀選手賞受賞。

インデックス

熊谷達也

『仙台学』

私の仙台・宮城のお気に入り
『仙台学』

私の好きな仙台の本、それは雑誌『仙台学』だ。「東北学」を提唱する赤坂憲雄東北芸術工科大学大学院長が責任編集を務めた雑誌『別冊仙台学』の後継誌として2005年に創刊され、現在までに6号を数えている地域雑誌である。来年1月には7号が出る。仙台の戦災復興の原点となった「路地」、変貌はげしい「駅裏」と「駅前」、仙台に生きる外国人たちの歴史と本音、実り豊かな海山に生活する人びとの声――などなど、斬新に「仙台」を語っている。私たちが目のあたりにしている現在の「仙台」は、伊達政宗の都というよりも、むしろ太平洋戦争の戦災復興の所産だ。昭和20年7月の仙台空襲の焼け跡からどのようにして現在の「仙台」が生まれたのかを、雑誌『仙台学』は多彩に見せてくれる。語り口も、ルポあり、聞き書きあり、写真あり、文芸ありと、また多彩。大人の雑誌である。私自身、平安時代に現在の宮城県北を拠点に大和と対峙した蝦夷の指導者・呰麻呂を描いた作品『荒蝦夷』を連載するなど『別冊東北学』時代から縁の深い雑誌ではあるが、この「仙台」に『仙台学』があることを読者とともに喜びたい。

作家。1958年、仙台市生まれ。東京電機大学理工学部卒業。1997年『ウエンカムイの爪』(集英社文庫)により小説すばる新人賞を受賞してデビュー。2000年『漂泊の牙』(集英社文庫)で新田次郎文学賞。2004年『邂逅の森』(文春文庫)で山本周五郎賞と直木賞を受賞。他に、『相剋の森』、『荒蝦夷』(共に集英社文庫)、『虹色にランドスケープ』(文春文庫)、『氷結の森』(集英社)など。最新刊は『いつかX橋で』(新潮社)。

インデックス

小池光

佐伯一麦『川筋物語』©朝日新聞出版刊

©朝日新聞出版刊

私の仙台・宮城のお気に入り
佐伯一麦『川筋物語』

この本はアサヒグラフに連載されていたときから添えられたすてきな写真とともに愛読していた。広瀬川の上流地帯の記述からはじまって、流れを下りつつ、名取川と合流し閖上の海に入るところまで、私生活上のまた歴史上の遡及を重ねてうつくしい自然と人間の生活を描く。仙台の紹介としてこの上ない作品である。小学校六年から大学院を終わるまで都合十五年ばかり仙台の学校に通ったが、この本を読むと知らなかったことがたくさんある。この本を鞄につっこんで、一度すっかり広瀬川の川筋を歩いてみたい。

歌人・仙台文学館館長。1947年宮城県生まれ。仙台第一高等学校卒業、東北大学理学部大学院修了。在学中より短歌を始め、1979年『バルサの翼』で現代歌人協会賞、1995『草の庭』で寺山修司短歌賞、2001年『静物』で芸術選奨・文部科大臣新人賞、2005年『滴滴集』で斎藤茂吉短歌文学賞、2006年『時のめぐりに』で迢空賞などを受賞。2007年4月から仙台文学館館長に就任。現在、読売新聞・信濃毎日新聞などの歌壇選者。他に『茂吉を読む』『現代歌まくら』など。

インデックス

佐伯一麦

仙台朝市

私の仙台・宮城のお気に入り
仙台朝市

私が仙台でもっとも心躍り血沸き立つところが、仙台朝市である。
私は、旅先でも時間があれば、その地の市場に足を運ぶようにしている。東京の築地はもとより、京都の錦市場、大阪の黒門市場、札幌の二条市場、福岡の柳橋連合市場、高知朝市……。ノルウェーのオスロに住んでいたときも、ブルガータというベトナム人たちの市場へよく行った。作家にとって、旅先の土地との付き合いは、名所旧跡などの観光ではなく、地元の人や、その土地ならではの産物と鼻面をつきあわせてみることでもあるからだ。そんな人や産物に出会う場所が、地元の仙台にもあることが嬉しい。さしずめ、仙台湾の魚の”面”を拝むことができる仙台朝市とは、青空市場と呼ばれていた往事からの付き合いである。子供の頃の年末に、父親に連れられて仙台 雑煮の出汁にする焼き鯊などの正月の食材を買い出しに来たり、大きな声では言えないが、酒を覚えたての高校生の頃に、仲間と酒宴を開くときに、つまみの乾きものを安く調達したものだ。今は、〆切明けの昼どきになると、足はいそいそと仙台朝市へ向かい、馴染みのおばさんにすすめられた旬の魚を購めて、晩酌の肴をこしらえるのが常である。初夏の鰹に始まって、ホヤやシャコ、メヒカリ、鮭のハラコ、冬なら鍋にするドンコ……。鮮魚だけではなく、春の山菜や秋のキノコも楽しみである。東京から編集者などの客人がきたときも、なるべく自宅で朝市の食材を使って包丁をふるうようにしている。「今日は量が多くてたいへんだべ。またお客さん来んのが」などと言いながら、おばちゃんがホッキ貝の殻をむいてくれる。ここでは、行き交う仙台弁までもが生ものだ。全国のうまいものがインターネット上のモールで手に入る時代だが、私は、仙台朝市から、その活力もわけてもらっている。願わくば、この猥雑さをいつまでも。

作家。1959年仙台生まれ、在住。仙台第一高等学校卒業。電気工として働きながら小説を執筆し、1984年に「木を接ぐ」で第3回海燕新人文学賞を受賞。1990年『ショート・サーキット』で第12回野間文芸新人賞、1991年『ア・ルース・ボーイ』で第4回三島由紀夫賞、1996年『遠き山に日は落ちて』で第1回木山捷平文学賞、2004年『鉄塔家族』で第31回大佛次郎賞、そして2007年に『ノルゲ Norge』で第60回野間文芸賞を受賞

インデックス

さとう宗幸

広瀬川

私の仙台・宮城のお気に入り
広瀬川

全国の政令都市の中で、特に同レベルの「福岡」や「広島」等と比較して都会を感じさせない趣を醸しているのは、街を流れる川として緑豊かな美しさと、水の清らかさと・・・それらと定禅寺と青葉通りの欅の並木とのバランスかと思われます。100万都市として自慢の「川」と言えます。

かつて番組の取材でカヌーに乗って、評定川原から愛宕橋まで広瀬川を下る。緑の美しさと、まさに広瀬川の川面から見る仙台の市街の美しさを改めて知る。

学生時代を過ごした40年前、サークルの練習でよく行った愛宕橋下の川原、とりとめも無く一人でせせらぎを聞きながら、時を過ごした仲の瀬橋下。家内と幼い長女と弁当を広げた宮沢橋下・・・。今もさして姿変わることなく、思い出をそっと語ってくれる。

シンガーソングライター。1949年生まれ、仙台在住。1978年に「青葉城恋唄」でレコード大賞新人賞など多数受賞。全国各地でコンサートや講演会を開催、TVでは『OH!バンデス』の司会者を務める。2005年には宮城出身のミュージシャン(中村雅俊、稲垣潤一、遊佐未森ほか)で「みやぎびっきの会」を設立。コンサート収益金を県内小中学校の音楽サークルに寄付。ほかに、いのちの電話や難病患者支援のチャリティーコンサートなど福祉事業に貢献。今年、デビュー30周年を迎えた。

インデックス

サンドウィッチマン

三角あぶらあげ

私の仙台・宮城のお気に入り
三角あぶらあげ

昔から、親に連れられて、定義山に行ってました。大人になってからも、ドライブしながら車で彼女と行ったり友人と行ったりしました。芸能界に入り、美味しいあぶらあげの話を色んな人に言うと、「行きたい」「食べてみたい」と言われます。実際、伊集院光さんや、くりいむしちゅーの上田さん、藤木直人さんも連れて行きました。皆、大絶賛でした。現地に行かないと食べれない「定義山のあぶらあげ」は最高の味です。仙台の味です。
あげたてのあぶらあげは特に美味しいですね!!

伊達みきお(1974年仙台生まれ)と富澤たけし(1974年東京生まれ、仙台育ち)によるお笑いコンビ。1990年に入学した仙台商業高校のラグビー部で出会う。高校卒業後、富澤は芸人を目指し、伊達は福祉関係の会社に就職。1999年にコンビ結成。2005年・2006年のM-1グランプリでは準決勝、2007年には敗者復活戦から見事優勝を果たし、注目を集める。現在ではテレビ・ラジオなどで活躍中。

インデックス

高橋真悠

けやき並木

私の仙台・宮城のお気に入り
青葉城から見る景色、けやき並木

[青葉城]
今年初めて仕事の撮影で青葉城に行きました。そのとき、仙台を一望できて、すごく感動しました!!! でもその日は、あいにく雨だったので雨雲で少し見えませんでした…。なので次は、晴れているときに、また行きたいです!!

[けやき並木]
冬のけやき並木と言ったら、やっぱり光のページェントです。ページェントは毎年見に行っていて、すごく好きです!! でも、冬に限らず、夏のけやき並木は、風が吹くと、ざわざわと涼しい音が聞こえるので夏も好きです。

女優。1994年宮城県生まれ。映画『西の魔女が死んだ』(2008年6月、配給アスミック・エース)主演まい役で出演。宮城県在住の小中学生によって結成された東北発信源ユニット「 SPLASH 」のメンバーとして地元のイベントや、テレビ番組等へ出演し、地元東北・宮城のPR活動を行っている。SENDAI光のページェント2007公認ソング、「2008SENDAI光のページェント」「仙台七夕まつり」応援ソングなど、楽曲を発表しながら活動を展開中。趣味は歌うこと、ピアノをひくこと。

インデックス

田中将大

仙台のファン©RAKUTEN EAGLES

©RAKUTEN EAGLES

私の仙台・宮城のお気に入り
仙台のファン

試合の勝ち負けに関係なく、最後まで観戦に残ってくれて、あきらめずに応援してくれる姿をみると、自分たちもすごくがんばろうと思うことができます。

東北楽天ゴールデンイーグルス投手。背番号18。
1988年兵庫県生まれ。駒大苫小牧高から2007年高校生ドラフト1位で楽天に入団。1年目の昨シーズン11勝をあげ、主戦投手として活躍。2008年北京オリンピック日本代表。愛称はマー君。思い出の試合は、早稲田実業との甲子園決勝再試合。

インデックス

俵万智

せんだいメディアテーク

私の仙台・宮城のお気に入り
せんだいメディアテーク

おしゃれな建物は、建築家伊東豊雄の代表作ということで、遠方から見学に来る人も多いようです。図書館としての充実度はもちろんですが、他にもおすすめのポイントがたくさんあります。
一つは、一階のカフェ。ベルギービールのメニューが、充実しています。
なぜ公共の施設で、ここまでやってくれるのか、うれしい謎です。
私が必ず注文するのは、ヒューガルテンという白ビール。これが生で飲めるというのが素晴らしいです。カフェのとなりのショップも、見どころです。東京から来た編集者を、ここに連れてくると、たいてい散財します。大橋歩さんの雑誌とか、レアでディープなものが置いてあります。ここで売っているサンキューカードを、私は愛用しているのですが、このまえ六本木ヒルズの森美術館に行ったら、同じものを扱っていました。定禅寺通りに面した各階のホワイエも、素敵です。特に二階三階は、欅が目の前にあって、癒されます。二階の子どもの本のコーナーには、靴を脱いで、子どもたちが絵本を読める空間があり、ここもお気に入りです。息子が絵本三昧だったころは、一緒によく利用しました。ちなみに、となりの白くてかわいい二階建ての建物は、メディアテーク建築中、建築家の事務所だったそうで、今では一階が素敵なアンティークショップに、二階は美容院になっています。メディアテークと直接は関係ありませんが、どちらのお店にも、ときどき足を運んでおります。

歌人。1962年大阪府生まれ。早稲田大学在学に、歌人佐佐木幸綱に出会い、短歌を作りはじめる。87年第一歌集「サラダ記念日」がベストセラーに(現代歌人協会賞受賞)。歌集「プーさんの鼻」(若山牧水賞)評論「愛する源氏物語」(紫式部文学賞)など著書多数。最新刊は「かーかん、はあい 子どもと本と私」。

インデックス

千葉直樹

SENDAI光のページェント

私の仙台・宮城のお気に入り
SENDAI光のページェント

定禅寺通り沿いにある飲食店の、2階、3階からみえる景色や、定禅寺通りからちょっと脇道にずれたお店からみえるページェント、そういった場所や眺めがとても素敵です。

プロサッカー選手。ベガルタ仙台所属。1977年生まれ、仙台市出身。東北学院中学校、東北学院高等学校、ブランメル仙台を経て1996年にベガルタ仙台入団。ベガルタ一筋に13年、ベガルタ仙台の前身であるブランメル仙台から所属する唯一の選手。J1昇格経験のある選手として、またチームの牽引役として、今年も活躍が期待される。ポジションはミッドフィルダー。

インデックス

半沢武志/FreeTEMPO

Photo by ECHIGOYA Izuru

私の仙台・宮城のお気に入り
街がコンパクトで住みやすい。肩に力を入れずとも、洗練されていく街。

全国各地ライブ等で様々な場所に行ってきましたが、僕にとって仙台の街は、日本で一番リラックスしながら創作できる場所。
東京からの距離間も程よく、それでいて、そぎ落とされた程よい情報量が届き、音楽等の芸術、文化や人の新しいイメージとともに、今もなお広がり続ける絶妙な街。

仙台を拠点に、作曲など音楽活動を展開する半沢武志のソロプロジェクト。イタリアIRMA RECORDSのコンピレーションCDへの参加から、『The world is echoed』、『LoveAFFAIR』、『Oriental Quaint.』、『IMAGERY』と全タイトルがチャート上位を占める。EP『HARMONY』では初配信を開始。iTunes Music Storeや各FM曲などで1位を記録し、メロディセンスとその存在を不動のものとした。2nd Full Album『SOUNDS』では主要小売店2007年度clubチャートで日本人として1位を記録。全国ツアーを敢行するほか、フジロックへも出演。映画『シャカリキ』(2008年9月公開)のサウンドトラックも手掛ける。 http://www.freetempo.net/

インデックス

平間至

大沼旅館(東鳴子)

私の仙台・宮城のお気に入り
大沼旅館(東鳴子)

塩釜には、塩竈神社やおいしいお寿司、フレンチレストランのシェ・ヌー、来々軒、ふれあいエスプ(生涯学習施設)のツリーハウスなど、おもしろい場所がいろいろあるのですが、今回はあえて東鳴子を紹介したいと思います。
先日、東鳴子温泉の大沼旅館で、大型カメラワークショップを開催しました。
エイトバイテン(8×10)のフィルムをつかって撮影、現像する内容で、温泉に2泊3日で宿泊して行いました。
なぜこれを企画したかというと、デジタルカメラが全盛の時代にあって、大きいフィルムで写真をドキドキしながらとるということ、デジタルにない暗室作業などを、みなさんに体験していただき、写真本来の魅力や楽しさをしってほしかったのです。デジタルカメラは便利なだけに、写真本来の楽しさからちょっと離れていっているところも感じています。
大型カメラを使い、あえてその不便さ、その中にある楽しさを感じてもらいたいと思いました。
東鳴子との出会いは今から3年くらい前になります。
そこで旅館を経営している大沼さんと知り合ったのですが、東鳴子は、ひなびた温泉の感じ、ひなびた影がフォトジェニックで、泉質もよく、町の人々がとてもよくて楽しいところです。
東京からお客さんがくるときは東鳴子によってもらったりするほど。
東鳴子の大沼旅館をお勧めします。

写真家。1963年生まれ、宮城県出身。みやぎ夢大使(2002年~)。日本大学芸術学部写真学科を卒業後、渡米。帰国後写真家イジマカオル氏のアシスタントを経て1990年独立。TOWER RECORDS「NO MUSIC,NO LIFE」の広告の他、雑誌『ROCKIN’ON JAPAN』、『CUT』等撮影。布袋寅泰、和田アキ子、サンボマスターなど多くのアーティストのCDジャケットを手掛ける。1996年ニューヨークADC賞受賞。近著に写真詩集『そのぬくもりに用がある』(2006年・共著)、写真展「田中泯-場踊り-」(2008年・PGI)。

インデックス

山崎武司

yamazaki

私の仙台・宮城のお気に入り
仙台のドライブ

仙台は実際に住んでみると本当にいいところです。
何よりも山や海が近く、お米や魚がおいしいです。
特に僕は牛たんが好きになりました。

僕は車が大好きなので、よくドライブにいきます。
自然が豊かで気持ちよく、ドライブにいって、温泉につかったり地元のおいしいものを食べています。

東北楽天ゴールデンイーグルス内野手。背番号7。
1968年愛知県生まれ。愛工大名電高から1987年ドラフト2位で中日ドラゴンズに入団。1996年にホームラン王。2003年オリックスに移籍し、2005年から楽天。昨シーズン43本のホームランを打ち、自身2度目のホームラン王に輝く。趣味はミニカー収集。

インデックス

せんだいメディアテークロゴタイプ せんだいメディアテークロゴマーク

〒980-0821 仙台市青葉区春日町2-1
電話022-713-4483 ファックス 022-713-4482
e-mail. office@smt.city.sendai.jp