「建築をめぐる映画特集」では、普段あまり見ることのない「ドキュメンタリー映画」のなかでも、
斬新な建築で注目されてきたメディアテークらしく、「建築」をテーマにした作品の上映が行われました。
専門的な内容にもかかわらず、休憩をはさみながらも3時間におよぶ「ル・コルビュジェ」には、
136人もの方が足をはこんでくださいました。
レクチャーでは、「建築と映画」と題した講演が行われました。
講師には、せんだいメディアテークのサイン環境(案内のための館内表示やパンフレット)
をまとめている建築・都市ワークショップ主宰の鈴木明氏をむかえ、
先に上映された「ル・コルビュジェ」についての解説から、映画の中に現れる都市像にいたるまで、
「建築映画」の楽しみ方についてお話をいただきました。
上映後に回収したアンケートには、ドキュメンタリー映画ならではの、 建物からだけではわからない建築家の人柄を知ることができた、 様々な角度から建築物を見ることができたといった声が寄せられました。
せんだいメディアテークでは今後も、映像作品を通して建築やデザインを読み解く企画を実施したいと思います。
(第1日目)
「ル・コルビジュエ」 136人
レクチャー 53人
「シャルロット・ペリアン」 56人
参加ボランティア 4人
(第2日目)
「ミース・ファン・デル・ローエ」 32人
「ラルフ・アースキン」 33人
「ロバート・ベンチューリとデニス・スコット・ブラウン」 29人
「ビヨンド・ユートピア」 23人
参加ボランティア 3人