出品作品情報
[204] 今何が残っているのか/プロペラver.2.0
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- 作家名
- 西原さや香
- 展示フロア
- 6階
- 素材、材料
- 木材、鉄、モーター、照明
- サイズ
- 1000×2000×2000mm
- 作品の説明
- 私達は幼い頃に色々な夢や希望を抱いた。その思いは現在どんなかたちで残っているだろうか。ましてや、その思いを封印してしまっている人も少なくはない。模型屋で青いプロペラをみると、思いだす。懐かしいという感情がこみ上げてくる。プロペラというものはなにか憧れでもあり、好奇心をくすぐるものである。空を飛びたいと思っていた幼いときの気持ちが、プロペラというものに現在変わっている。今回のプロペラ/Ver.2.0ではそんな、懐かしく、切なくなるようなプロペラ作品を制作する。また、幼い頃の思いで代名詞の一つである、「昆虫」を台2の要素として用い、プロペラと昆虫のカタチを夢の断片と置き換え、外観的に美しく融合させる。そしてプロペラが回ることによって起こる緩やかな風、キィキィという重く風化した音と共に、第三者の幼い頃の思い出を、半ばやや強引的にフィードバックさせる。
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