せんだいアートアニュアル2005
出品作品情報
[105] FUJIMOKU
- 作品の説明
- 僕にとって「至福のとき」はと聞かれれば、それはとてもあいまいです。がふと日常の中で幸せな一瞬はといえばそれは「一服」のタバコです。しかしそれは現在の社会的見地からいえば胸を張って言えるものではないのかもしれません。そんなタバコ(一服)の残りカスとでもいうべきタバコの灰を使って、誰しもが美しいと認め得る日本の美の一つの象徴「富士山」を描いてみたいと思います。それは風で一瞬のうちに消し飛ばされてしまうはかなさを持った絵なのです。