せんだいアートアニュアル2005
出品作品情報
[186] 旅の果て(二つの曼陀羅)
- 作品の説明
- ヨガのひとときが終り、目を開けた時、どこか遠くから帰って来たような瞬間が訪れる。それが私の「至福のとき」である。自分の中の宇宙を感じる。密教の曼荼羅は宇宙の構造を示しているという。胎臓界、金剛界の二つの曼荼羅の形を借りて、二元論的世界を提示し、二つの世界の響きあいによってヒトの中にある無限の宇宙を表現したい。普段は書による表現を行っているが、その形式を越えた何かを産み出したいと思っている。
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