せんだいアートアニュアル2005
出品作品情報
[51] タダ四角をラレツするカナシミ
- 作品の説明
- ここ何年か、何も具体的なモノを描くことができずに、ただ四角い形をめあてに制作を行ってきた。描く過程で、家のようなモノが、イメージとして浮かび上がってきたりもするが、それもハッキリさせずに、何となく制作はすすむ。最近は、ただ四角い形を並べて構成するようになってきた。何となく間がぬけた感じも、自分ではおもしろいかなと思っている。何も描くべきモノを持たないのは、カナシイコトかもしれないが、何かを絵として表現するのではなく、絵の中で、遊び続けられるコドモのようになれれば、それはそれで「至福のとき」かもしれない。