蓮實重彦 映画への不実なる誘い

 

第1回
映画における国籍

2002年11月23日(土)14:00 - 16:00

溝口健二の『マリアのお雪』を中心として、モーパッサンの「脂肪の塊」が世界でどのように翻案されたかを明らかにし、 複製技術時代のメディアの意味を考える。

申込締切:11月13日

第2回
映画における演出

2002年11月24日(日)14:00 - 16:00

ヒッチコック作品のなかの階段のシーンを中心にして、映画のテクノロジー的な側面が、 いかにして人類の思考の新たな形式たり得たかを検証する。

申込締切:11月14日

第3回
映画における歴史

2003年2月15日(土)14:00 - 16:00

ゴダールの『映画史』を主な題材として、彼の新作にハリウッド映画の影をたどりながら映画の歴史の持つ意味を検証する。

申込締切:2月5日


第3回のための参考上映
『映画史』HISTOIRE(S) DU CINEMA

(ジャン=リュック・ゴダール監督/フランス/1988−1998年/エレクトロ方式/カラー/268分)

2003年2月9日(日)13:00 -

当日券のみ。一般1000円、60歳以上および学生以下800円、身体障害者手帳をお持ちの方は500円。

「映画史」のシーン