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7月は、東北を中心としてつくられた自主映画を紹介します。いわゆる劇場用映画などビジネスの商品としてではなく、ただ「映画を作りたい」一心でつくられた自主映画は、8ミリカメラからDVカムへ時代が移りますます盛んになっています。昔からある演劇や音楽のように、映画を作ることもひとつの自己表現の方法として定着しつつあるともいえるでしょう。現在活躍する映画監督の多くも学生時代や他の仕事をしながら自主映画を作ってきました。たとえプロではなく予算や人手がなくとも、映像で表現したいという気持ちがみずみずしくあふれた作品たちをご覧ください。

作品紹介

プログラムa
なんでそうなるの
監督:日沼直之/青森/2002年/15分

なんでそうなるの 監督危機一髪!?
監督:日沼直之/青森/2003年/10分

なんでそうなるの イロモノ奮闘篇!?
監督:日沼直之/青森/2002年/30分

山男
監督:日沼直之/青森/1993年/25分

日曜どうでしょう エンディングPV撮影編
監督:パイルプロジェクト/宮城/2005年/67分


「山できのこ取りの老人が遭難」という新聞記事を発端に2人の男の妄想が果てしなく暴走していく『なんでそうなるの』、「純粋に面白いものをつくる」をコンセプトに、仙台在住のクリエイター集団・パイルプロジェクトによる本気で笑いと向き合うバラエティ『日曜どうでしょう』ほか3作品。
プログラムb
秋の蚊帳
監督:佐藤宏一/山形/2005年/10分

足マン 〜炎の約束
監督:半田和巳/山形/2005年/45分

raison d’etre (レゾンデートル)
監督:佐藤憲吉/福島/2004年/60分


「秋だというのに未だ蚊帳をはずせないでいる青年を取り巻く家族の物語『秋の蚊帳』、存在理由が見つけられない少女が自殺サイトで知り合った男性とのやりとりから思春期のこころの闇と希望を描いた『raison d’etre』、初恋の記憶を引きずってさすらいの旅に出る内気な少年を主人公に、コメディータッチで描いたロードムービー『足マン〜炎の約束〜』。
プログラムc
88 遭遇(エンカウンター)!!・覚醒(ウェイキング・アップ)!!
監督:前野建一/宮城/2000−2002年/20分

LAMPMAN
監督:アラカワケンスケ+丸山安曇/岩手/2004年/13分

曇りのち
監督:丸山安曇/岩手/2003年/27分

1%
監督:上村和也/宮城/2005年/60分


宇宙や、地底とさまざまなところから迫りくる大怪獣に立ち向かう怪獣迎撃隊・MIOとの決死の戦いを描いた『88(ダブルエイト)』。NHK-BS2「デジタル・スタジアム」ではベストセレクションにも選ばれた実写特撮によるSF映画と、弁護士のカヨと妹のカオリは沖縄でバカンスを楽しんでいた。そこに舞い込む突然の仕事依頼により物語は急展開をみせる。出演者が体当たりで演じるアクション映画「1%」ほか2作品。

スタジオ・プレビュー

今回は2005年度に実施した子ども映画教室で作られた『火星の庭』(2006年/17分)を紹介します。この作品は小学生が中心となって造型・撮影されたコマドリ・アニメーションです。



会期・会場

せんだいメディアテーク
7階スタジオシアター

7月21日(金)
13:30 スタジオ・プレビュー
14:00 プログラムa
16:30 プログラムb
19:00 プログラムc
7月22日(土)
13:30 スタジオ・プレビュー
14:00 プログラムa
16:30 プログラムb
19:00 プログラムc

入場方法

7月はすべてのプログラムが入場無料です。
各回入替制(定員180名)。開場は上映の15分前を予定しています。
やむを得ない事情により企画内容の変更、および、入場の制限をさせていただく場合がありますのでご了承ください。

託児サービス

上映時に、1歳半から未就学児までの託児サービスがあります(おやつ代200円が必要)。往復はがき又は電子メール、FAXに、希望日時、住所、氏名、電話番号、お子様の氏名、年齢(月齢まで)、を記入のうえ7月11日(火)(必着)までに「月例上映会託児担当」までお申込下さい。

主催:せんだいメディアテーク

〒980-0821 せんだいメディアテーク
宮城県仙台市青葉区春日町2-1
tel:022-713-3171 fax:022-713-4485
e-mail:office@smt.city.sendai.jp
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