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2月は、デジタルツールを用いた映像クリエイターによる革新的な作品を発表する映画祭としてサンフランシスコで誕生し、今年で10周年を迎える『resfest』ジャパンツアーの一環としてお送りします。世界30カ国以上から応募された作品と特別プログラムによる世界45都市を回るこの映画祭は、劇的な変化を遂げ続けている映像表現におけるデジタル化を先取りし、コマーシャルやミュージックビデオの領域で活躍しつつも、既存の枠組みにとらわれず新しい表現に挑戦するクリエイターたちの作品を取り上げてきました。今回は、resfestを代表する5つのプログラムを上映します。

作品紹介

SHORTS 1
RESFESTの魅力を知る最適のプログラム。南アフリカ、スペイン、イギリス、韓国、オランダ、アメリカから集まった作品は、さまざまな手法や技術を駆使して未知なる映像世界を探求する。かすかにしか目が見えない少年の胸に迫る人物像を描いたヨハン・クラマーの『0.08』、食材を使った戦争の歴史を語るステファン・ネイドルマンの『FOOD FIGHT』。そのほか、ラン・レイクやクリス・シェパードなどの作品を上映。
『THE TALE OF HOW』
DIRECTED BY: THE BLACKHEART GANG/南アフリカ/2006年/4:27
『RABBIT』
DIRECTOR:RUN WRAKE /イギリス/2006年/8:30
『I AM (NOT) VAN GOGH』
DIRECTOR/ SCREENWRITER/ ANIMATOR/ CINEMATOGRAPHER/ PRODUCER:DAVID RUSSO/アメリカ/2005年/5:00
『A PERFECT RED SNAPPER DISH』
DIRECTOR/SCREENWRITER/COMPOSER:HONG-JIN NA/韓国/2005年/9:10
『FOOD FIGHT』
DIRECTOR:STEFAN NADELMA/イギリス/2006年/5:30
『THE BOX』
WRITER/DIRECTOR:RICHARD FENWICK/イギリス/2006年/8:00
『SILENCE IS GOLDEN』
DIRECTOR/SCREENWRITER:CHRIS SHEPHERD/イギリス/2006年/14:30
『0.08』
DIRECTOR/SCREENWRITER:JOHAN KRAMER/オランダ/2006年/11:13
『FOG (NIEBLA)』
DIRECTOR:EMILIO RAMOS/スペイン/2006年/7:47
『TEN THOUSAND PICTURES OF YOU』
DIRECTOR/ANIMATOR/SCREENWRITER:ROBIN KING/イギリス/2006年/2:56
『GAME OVER』
DIRECTOR: PES/イギリス/2006年/1:30

CINEMA ELECTRONICA
エレクトロニックとヒップポップのエキサイティングなミュージックビデオたち。デンジャー・マウスとカメレオンマンが音楽史を巡るGNARLS BARKLEY『SMILEY FACES』をはじめ、カズフミ・キムラによるHIFANA『NAMPOOH』、ポール・ゴアが監督したMASSIVE ATTACK 『FALSE FLAGS』、グルーヴィジョンズによるHALFBY 『RODEO MACHINE』などを上映。
『GNARLS BARKLEY “SMILEY FACES”』
DIRECTOR:ROBERT HALES/イギリス/2006年/4:00
『TIGA “U GONNA WANT ME”』
DIRECTOR:OLIVIER GONDRY/イギリス/2005年/3:00
『ADAM FREELAND “HELLO, I LOVE YOU”』
DIRECTOR:HAPPY/イギリス/2006年/3:40
『HIFANA “NAMPOOH”』
DIRECTOR:KAZUFUMI KIMURA(GEC)/日本/2006年/4:06
『SIR ALICE “L’AMOUR MADE IN TAIWAN』
DIRECTOR:NADIA MICAULT/フランス/2006年/3:48
『DJ UPPERCUT “WHAT YOU STANDIN’FOR”』
DIRECTOR:+CRUZ AND SHANE LESTER/日本/2006年/3:46
『PLAN B “NO GOOD”』
DIRECTOR:DANIEL LEVI/イギリス/2005年/4:00
『SEOUL DIARY』
DIRECTOR:HYUNSUK KIM/韓国/2004年/4:16
『JAMIE LIDELL “NEW ME”』
DIRECTOR/DIRECTOR OF PHOTOGRAPHY/WARDROBE:ALEKSANDRA DOMANOVIC/オーストリア/2006年/4:26
『THE HEAVY BLINKERS “TRY TELLING THAT TO MY BABY”』
DIRECTOR/ANIMATOR/PHOTOGRAPH/EDITOR:FLUORESCENT HILL/カナダ/2005年/4:00
『MASSIVE ATTACK “FALSE FLAGS”』
DIRECTOR: PAUL GORE/イギリス/2006年/2:45
『THE PRESENTS “GIRL AND THE SEA”』
DIRECTOR/ANIMATOR:LEE LENNOX/オーストラリア/2006年/4:40
『COLDCUT “SOUND MIRRORS”』/dt>
DIRECTOR:UP THE RESOLUTION/イギリス/2006年/6:00
『VENETIAN SNARES “SZAMAR MADAR”』
DIRECTOR/PRODUCER/ANIMATOR/EDITOR:DAVID O’REILLY/イギリス/2006年/3:00
『GRAVENHURST ”THE VELVET CELL”』
DIRECTOR/ANIMATOR:THOMAS HICKS/イギリス/2005年/3:10
『HALFBY “RODEO MACHINE”』
DIRECTOR:GROOVISIONS/日本/2006年/4:30
『PSAPP “ON SITE”』
DIRECTOR:MODEL ROBOT/イギリス/2006年/4:00
『PLASTIC OPERATOR “FOLDER”』
DIRECTOR/ANIMATOR:PETE CIRCUITT/イギリス/2006年/3:43
『VITALIS “BIRDS” 』
DIRECTOR/PRODUCER:PLEI/フランス/2006年/2:58
『BASEMENT JAXX “TAKE ME BACK TO YOUR HOUSE』
DIRECTOR: DOUGAL WILSON/イギリス/2006年/4:40
『JUSTICE VS. SIMIAN “WE ARE YOUR FRIENDS』
DIRECTORS:ROZAN & SCHMELTZ/フランス/2006年/3:00
『ALL HE NEEDS』
DIRECTOR/PRODUCER/SCREENWRITER:NICOLAS RANDALL/オーストラリア/2005年/4:30

RADIOHEAD, THE VISIONARIES: A DECADE OF BREAKING NEW TALENT
現在もっとも有名なロックバンドのひとつであるRADIOHEAD。彼らは優れた音楽性だけではなく、映像クリエイターたちと芸術的なミュージックビデオを作るセンスもある。その軌跡をたどるプログラムでは、ジョナサン・グレイザーやミッシェル・ゴンドリーの監督作から、ボーカルのトム・ヨークのソロアルバム『THE ERASER』の『HARROWDOWN HILL』などなかなか見ることのできない映像までを紹介。
#RADIOHEAD:THE VIDEOS
『STREET SPIRIT』
DIRECTOR:JONATHAN GLAZER/1996年
『PARANOID ANDROID』
DIRECTOR:MAGNUS CARLSSON/1997年
『KARMA POLICE』
DIRECTOR:JONATHAN GLAZER/1997年
『NO SURPRISES』
DIRECTOR:GRANT GEE/1998年
『PYRAMID SONG』
DIRECTOR:SHYNOLA/2001年
『KNIVES OUT』
DIRECTOR:MICHEL GONDRY/2001年
『GO TO SLEEP』
DIRECTOR:ALEX RUTTERFORD/2003年
『THERE THERE』
DIRECTOR:CHRIS HOPEWELL/2003年
#RADIOHEAD TV
『I MIGHT BE WRONG』
DIRECTOR:SOPHIE MULLER/2001年
『LIKE SPINNING PLATES』
DIRECTOR:JOHNNY HARDSTAFF/2002年
『NATIONAL ANTHEM』
DIRECTOR:MIKE MILLS/2002年
『SIT DOWN STAND UP』
DIRECTOR:ED HOLDSWORTH/2003年
#UNOFFICAL VIDEO
『CREEP』
DIRECTOR:LAITH BAHRAN/2005年
#THE ERASER
『HARROWDOWN HILL』
DIRECTOR:CHEL WHITE/2006年
#APPEARIG THROUGHOUT
『BLIPVERTS』
DIRECTOR:SHYNOLA/CHRIS BRAN/2000年

RESMIX SHORTS
日本のクリエイターが発する “いま”を紹介。ラーメンズ小林賢太郎と小島淳二によるユニット「NAMIKIBASHI」の人気シリーズ『The Japanese Tradition』待望の新作『折り紙』や、あべたみおによるパンクなかぶりものキャラクターシリーズ『ハットトリックス』から『東京カニコ』、そのほか、Cornelius×高木正勝といったミュージシャンと映像作家によるコラボレーションなど。
『おふろ』
DIRECTOR:隅田栄子/日本/2006年/3:40
『SPACE SHOWER TV STATION ID “We Love Music, We Love Peace』
DIRECTOR:丹下紘希(YELLOW BRAIN)/日本/2005年/1:15
『停止円』
DIRECTOR:田端志津子/日本/2005年/2:30
『After Blue』
DIRECTOR:木下岳/日本・イギリス/2005年/2:00
『Tokyo e Calcio』
DIRECTOR:Ray Yoshimoto/日本/2005年/7:55
『The Trains』
DIRECTOR:ひらたたかひろ/日本/2004年/3:00
『小さいオッサン』
DIRECTOR:タナカカツキ/日本/2005年/4:00
『Parking Park』
DIRECTOR:水野健一郎/日本/2006年/8:00
『昭和ダイナマイト』
DIRECTOR:中尾浩之/日本/2006年/4:30
『存在感:la Presence』
DIRECTOR :ACCI BABA/日本/2006年/4:07
『居酒屋ブルーキラー』
DIRECTOR:上田大樹/日本/2006年/2:16
『東京カニコ』
DIRECTOR:平山亮/日本/2006年/8:00
『The Japanese Tradition ―origami―』
PRODUCER+DIRECOTOR+SCREENWRITER+CINEMATOGRAPHER+EDITOR:NAMIKIBASHI/日本/2006年/6:23
『TONER』
DIRECTOR:高木正勝/日本/2006年/1:36
『iLL×UKAWA NAOHIRO "RAPID MOVEMENT"』
DIRECTOR:宇川直宏/日本/2006年/9:27
『Spiral Of Dimension』
DIRECTOR:ENLIGHTENMENT/日本/2006年/2:00
RESMIX ELECTRONICA
この10年、ミュージックビデオは映像の実験場としても重要となってきた。急激に進化したテクノロジーを武器に、日本をふくむアジアのクリエイターはどんな表現を見せるのか。その最前線を紹介するジャパンツアー・オリジナルプログラム。Cornelius×辻川幸一郎の最新作『Beep it』や、喜田夏記による勝手にしやがれ+オダギリジョー『チェリー・ザ・ダストマン』など盛りだくさんの18曲。
『MONKEY MAJIK ”Around The World』
DIRECTOR:丹下紘希、DAVID春山(YELLOW BRAIN)/日本/2006年/4:09
『RYUKYUDISCO ”Uchina Experience”』
DIRECTOR:本木秀明/日本/2006年/4:00
『akakage “ring a rose”』
DIRECTOR:タナカカツキ/日本/2005年/4:07
『HALFBY ”SCREW THE PLAN”』
DIRECTOR:GROOVISONS/日本/2006年/3:45
『EGO-WRAPPIN’ “天国と白いピエロ”』
DIRECTOR:ELECROTNIK/日本/2006年/4:57
『Hatori Miho ”Barracuda”』
DIECTOR:石浦克/日本/2006年/3:15
『Hi-5 “ability”』
DIRECTOR:清水康彦/日本/2003年/5:54
『Cornelius “Beep it”』
DIRECTOR:辻川幸一郎/日本/2006年/4:06
『AFRA & INCREDIBLE BEATBOX BAND “MOUTH MUSIC feat. TAKKYU ISHINO,SHINCO”』
DIRECTOR:SHASHAMIN&EASEBACK/日本/2006年/4:31
『RUB-A-DUB MARKET “EXTRA STANDARD”』
DIRECTOR:EASEBACK/日本/2006年/3:37
『molo “max bulldog”』
DIRECTOR:Minchik/日本/2005年/2:45
『RAM RIDER “HELLO-8Bit Edition”』
DIRECTOR:田中英行(Antenna)/日本/2006年/4:20
『SPORTS “Animal”』
DIRECTOR / CG::志賀匠/日本/2006年/4:39
『勝手にしやがれ+オダギリジョー “チェリー・ザ・ダストマン』
DIRECTOR / ART / DUSTMAN DESIGN:喜田夏記/日本/2006年/4:08
『RIP SLYME “Hot Chocolate”』
DIRECTOR : ENLIGHTENMENT/日本/2006年/4:53
『OOIOO』
DIRECTOR :後藤 章治(EAGLE DESIGN)/日本/2006/3:37
『レイ・ハラカミ”にじぞう”』
DIRECTOR:ニック・スミス/日本/2006年/4:05
『POLYSICS “ELECTRIC SURFIN’ GO GO”』
DIRECTOR:児玉裕一/日本/2006年/5:56

スタジオ・プレビュー

「今回の「スタジオ・プレビュー」は、resfest仙台開催を記念して、「Inspiration」をテーマとした映像コンペティション「Inspired 2006」の入賞作品を7階ホワイエで上映します。オンライン・イメージプロバイダーであるゲッティ イメージズの素材を使用し製作された応募作品から、タナカカツキ(マンガ家)や辻川幸一郎(映像作家)によって選ばれたショートフィルムとミュージックビデオたち。
今後のスタジオ・プレビューでの上映に関心のある方は、企画・活動支援室(担当:小川・大村)までお問い合わせください。



会期・会場

せんだいメディアテーク
7階スタジオシアター

2月23日(金)
14:00 SHORTS 1
15:30 CINEMA ELECTRONICA
17:30 RADIOHEAD
19:30 RESMIX SHORTS
2月24日(土)
14:00 SHORTS 1
15:30 CINEMA ELECTRONICA
17:30 RADIOHEAD
19:30 RESMIX ELECTRONICA

入場方法

入場料は1プログラムにつき1000円、RESPASS(フリーパス)3500円。当日受付にてお支払いください。
RESPASSはせんだいメディアテーク1階ナディッフ・ビスにて1月初旬販売予定。
豊齢手帳・障害者手帳等をお持ちの方は半額となります。
各回入替制(定員180名)。開場は上映の15分前を予定しています。
やむを得ない事情により企画内容の変更、および、入場の制限をさせていただく場合がありますのでご了承ください。

託児サービス

上映時に、1歳半から未就学児までの託児サービスがあります(おやつ代200円が必要)。往復はがき又は電子メール、FAXに、希望日時、住所、氏名、電話番号、お子様の氏名、年齢(月齢まで)、を記入のうえ2月13日(火)(必着)までに「月例上映会託児担当」までお申し込み下さい。

主催:せんだいメディアテーク

〒980-0821 せんだいメディアテーク
宮城県仙台市青葉区春日町2-1
tel:022-713-3171 fax:022-713-4485
e-mail:office@smt.city.sendai.jp
http://www.smt.jp/