せんだいメディアテーク月例上映会

花よりもなほ[音声解説・日本語字幕つき上映]2007年度スケジュール

5月の月例上映会は、目の不自由なかたが楽しめる音声解説・耳の不自由なかたが楽しめる日本語字幕を
付けた上映をおこないます。作品は、カンヌ国際映画祭で話題となった
『誰も知らない』を撮った是枝裕和監督初の時代劇作品『花よりもなほ』です。
なお、通常通り託児サービスもありますので、小さなお子様のいる方もゆっくり映画を鑑賞することができます。
主催:せんだいメディアテーク

せんだいメディアテーク7Fスタジオシアター

  • 5月27日[日]
    1回目: 11:00 から/2回目: 15:00 から

    (30分前開場)

スケジュール情報はここまでです。

  • 入場料金: 一律500円 (当日のみ/開場時に受付にて販売)

チケット情報はここまでです。

About Film

花よりもなほ  
監督:是枝裕和(127分/35mm/2006年 出演:岡田准一、宮沢りえ、香川照之ほか)
元禄15年、生類憐れみの令が出ていたころの泰平の世の中。宗左(そうざ)こと青木宗左衛門は父の仇を討つべく信州から江戸に出て3年がたつ。ところが宗左は侍のくせに実は剣の腕前はまったくだめ。貧しいながらも人情あふれる長屋の生活にすっかりなじんだ彼は、ようやく見つけた仇が妻子と静かに暮らす姿を見て、仇討ちの意味についても考え始める。やがて宗左の仇討ちは、同じ長屋にひそんでいた赤穂浪士も含め、長屋全体を巻き込んだ大騒動に発展していく。

Profile

是枝裕和  KOREEDA Hirokazu
1962年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、テレビマンユニオンに参加。主にドキュメンタリー番組を演出、現在に至る。1995年、初監督した映画『幻の光』が第52回ヴェネツィア国際映画祭で金のオゼッラ賞を受賞。2作目の『ワンダフルライフ』(1999年)は、各国で高い評価を受け、世界30カ国、全米200館での公開と、日本のインディペンデント映画としては異例のヒットとなった。2001年にはカルト教団による殺人事件をモチーフに、加害者遺族の「その後の生」を描いた野心作『ディスタンス』を発表。2004年には『誰も知らない』の主役・柳楽優弥(やぎらゆうや)がカンヌ国際映画祭にて映画祭史上最年少の最優秀男優賞を受賞し国内外で大きな話題を呼んだ。

音声解説・日本語字幕について
音声解説とは、目の不自由なかたが映画を楽しめるよう、画面の風景、人物の動きなどを音声で解説するものです。日本語字幕とは、耳の不自由なかたが映画を楽しめるよう、セリフだけではなく、映画のさまざまな音を字幕にしたものです。どちらも、メディアテークで活動するボランティアが制作し、当日はライブで映画に合わせて解説・投影します。目の不自由なかたにはこの音声解説を聞くための受信機(イヤホンつきFMラジオ)を無料で貸出します。ご希望のかたは事前に音声解説制作担当までご連絡ください。なお、上映1週間前までに受信機の貸出申込をしてくださったかたには、映画の解説テープを無料でお送りします。

日本語字幕制作ボランティア講座説明会 参加者募集
耳の不自由なかたが楽しめる、日本語字幕を制作するボランティア講座の説明会をおこないます。参加をご希望のかたは、字幕制作ボランティア担当までお問い合わせください。
説明会日程: 5月14日(月)19:00〜、20日(日)13:30〜、28日(月)19:00〜 の
いずれか。それぞれ5日前までにお申込ください。
詳しくは、下記のページをご参照下さい。
日本語字幕制作ボランティア講座 説明会参加者募集
http://www.smt.jp/barrierfree/volunteer/japanese/2007/