映画のなかの仙台
作品解説

「赤い殺意」

1964年 日活
35mm 150分
監督 今村昌平
カンヌ国際映画祭でもグランプリを受賞している今村昌平監督が、東京が舞台の原作を仙台に移して制作した作品。 当時はスキャンダラスな物語とも言われましたが、昭和30年末の仙台の懐かしい風景を見ることができます。

「青葉城の鬼」

1961年 大映
35mm 101分
監督 三隅研次
山本周五郎原作の「樅の木は残った」を基に制作された伊達騒動をとりあげた映画。
伊達騒動は、4代将軍徳川綱吉の時代に、外様の大藩である伊達藩の取り潰しが行われようとしたことに端を発する物語です。

「惜別の歌」

1962年 日活
16mm 81分
監督 野口博志
小林旭を主人公にした、日活らしいプログラムピクチャーのひとつであるヤクザ映画。
物語は、仙台や松島を背景に任侠の道にのまれてゆく男の姿を描いています。

「大地の侍」

1956年 東映
16mm 106分
監督 佐伯清
旧仙台藩の北海道開拓をとりあげた作品です。
本来大地を耕す人々の上に立ってきた武士が「開拓」という困難のなかで繰り広げられる物語。

「独眼竜政宗」

1958年 東映
16mm 87分
監督 河野寿一
芦屋錦ノ介演じる政宗は、豪快さが溢れています。
力強い演出で知られる河野寿一監督の傑作です。

「非・バランス」

2000年 日本ビクター
35mm 95分
監督 富樫森
魚住直子原作のコミックスから映画化。
中学2年生の少女チアキと、オカマの菊ちゃんの奇妙な友情を描いた作品です。
数多くのシーンで仙台がロケーションされています。


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