「記念碑」とはなんでしょう?
「記念碑」とはなんでしょう?
「記念碑」という言葉は「念い」を「記す」「碑」と書きます。
きっとそれぞれの「記念碑」には、その碑を建てた共同体の熱い「念い」(理想、事件、愛、欺瞞、信念などなど……)が様々な形で表現されているはずです。その意味では、神社仏閣、事件現場、老舗なども記念碑といえるかもしれません。
昨年、ワークショップ「仙台八景」では、仙台という町のなかにある記念されるべきことがらを調べ捜し出し、あるいは創り出して、ブロンズを素材とするオリジナルの記念碑をつくりました。今年は趣向を変えてブロンズ像の制作ではなく、音楽で "記念碑" を打ち立てたいと思います。
「仙台八景ブルース」は、ジャンルを超えた作曲指導ができる村上徳彦を招き、音楽記念碑を制作演奏しようというとても楽しいワークショップです。
だって自分が一番面白いと思うことを歌にしようと言うのですから。
誰でも一生に一曲ぐらいは珠玉の名曲が創れても良いじゃないですか!
駒形克哉
講師
- 駒形克哉(こまがたかつや)/仙台八景考案者
- 美術家。1959年東京生まれ、千駄木の指物屋に誕生。1989年多摩美術大学卒業後イタリア、ミラノのブレラ大学アカデミア、ルチアーノ・ファブロ氏の教室に留学、卒業。
1995年にvoca展奨励賞受賞(上野の森美術館)、1998年にトウキョウトラッシュアートアワ−ド グランプリ受賞、また最近の個展は2003年7月開催の「trait d' union 21 駒形克哉展」(表参道画廊)ほか多数開催。 - 村上徳彦(むらかみのりひこ)/作曲指導者
- ギタリスト。1960年仙台生まれ。高校卒業後、仙台のクラブなどでプロのギタリストとして活動を始める。現在、在仙のプロのバンド「白石暎樹とサウンドスペース」に在籍し、東北各地においてテレビ、ラジオ、歌謡ショー、ダンスパーティーなどを行う一方、ボーイ トワゾンと「buono」というユニットを組み晩翠通の「クロスビー」というバーで毎週水曜日ライブを行う。その他、作曲、アレンジも手掛け、自己のバンドを率いてのライブ活動も行っている。
日程および内容
- 第1回:
- 9月20日(土)13:00−16:00
ワークショップの概要説明(記念すべき事柄の考え方、楽曲の制作方法など)
宿題:記念すべきことがらさがしと鼻歌づくり - 第2回:
- 10月4日(土) 10:00−16:00
詩のプレゼン、作曲方法の具体的なティーチング、鼻歌完成
宿題:記念すべきことがらの詳細な内容調査、作曲を進めること、パフォーマンス方法の具体化 - 第3回:
- 10月18日(土)10:00−17:00
楽曲のプレゼン、演奏者とのリハ−サル
宿題:演奏練習、演奏場所の事前準備 - 第4回:
- 11月3日(月・祝) 9:00−19:00
発表:街頭パフォーマンスなど
※演奏パフォーマンス映像を編集してcdーromに焼き、
ワークショップの記録パンフレット制作を予定。
※昨年の「仙台八景」についてはこちら。
http://www.smt.jp/sendaihakkei/
募集定員
10名(ただし、全日程参加できる方)
参加申し込み方法(終了)
往復はがきかファックスまたは電子メールに、参加希望催し名、氏名、住所、電話番号、年齢、参加動機+自己prを明記し、せんだいメディアテークまで。直接来館時に申し込んでも構いません。申し込み締め切り日は9月10日(必着)。応募多数の場合は抽選。
お申し込み、お問合せ
せんだいメディアテーク
〒980-0821 宮城県仙台市青葉区春日町2-1
tel : 022-713-4483
fax :
022-713-4485
e-mail :office@smt.city.sendai.jp







