手でみてつくる造形ワークショップ

私たちは普段、視覚からたくさんの情報を得ています。
今回のワークショップでは視覚から解放され、普段の生活ではあまり意識して使っていない触覚や聴覚などを たくさん使って作品をつくりました。

午後の様子

午後1


午後の制作1でできた作品です(焼成前)。
中を空洞に成形した粘土に、小石などを入れて音の鳴る作品をつくりました。 まん丸い形やバナナのような形などいろいろな形にできあがりました。 この作品は、約1週間ほど乾燥させながらスプーンの背などで磨いて、素焼きします。 よく磨いた作品は手触りがツルツルに仕上がります。 素焼きした後、それぞれどんな音がでるのか楽しみです。

午後2


切ってみるとこんな断面が現れました。
粘土で箱のような形をつくり、その中に自由に仕切りをつけ蓋をします。 それをテグスで切ると想像もつかなかった断面が現れます。 そこから発想を広げ、切った粘土を別の角度でくっつけてみたり、新しい粘土を足してみたりとどんどん展開させていきます。 終わりのない製作に次々とアイデアをぶつけ、黙々と作業をする参加者の姿が印象的でした。 作品はどれも個性的で、触覚でも視覚でも楽しむことができました。


  • 大人も子どもも黙々と制作を続けています。

  • 午後の制作2でできた作品です。

  • このように自由に仕切りを付けていきます。

  • 次々に浮かぶアイデアに皆さんの手は止まりません。

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