私は初めて仙台へバスに乗って行きました。ふだんは、自家用車ばかりで、バスを利用することはありません。だから、すこし不安でした。メディアテークへ行く道もわからなかったので、コピーした地図を見ながら行きました。初めてメディアテークの建物を見た感想はガラス張りで現代的、都会的な建物だ、私の住む落合とは違うなあということでした。
市民図書館では、私がこれまでに見たことのないような本がたくさんありました。とても便利だと思ったことは、市内には7つの図書館があり、どこで借りてもどこで返してもいいというところです。そして、7つの図書館で140万冊、市民図書館だけでも40万冊もの本があるということに驚きました。
私が、2日間で体験させていただいたことは、主にカウンター業務と本を本棚に返す作業です。
児童書とライブラリーのカウンター業務は、バーコードだけで本の貸し出し業務ができて、素早い事務処理ができることに驚きました。初めは緊張していて、学校へ到着の連絡も忘れてしまいました。また、あいさつも言いづらかったのですが、だんだん慣れてきて、作業もあいさつもスムーズにできるようになりました。うれしかったことは、本を返却に来た人に「ありがとう」「がんばって」などと言ってもらったことです。
本棚に返す作業では、図書館内は広くて本棚がたくさんあり、目的の場所を探すのが大変でした。
地下には、自分の生まれた日の新聞があり、コピーしていただきました。私の生まれた12月には広告にカラー印刷があったのに、友達は4月生まれでカラー印刷がなかったという新しい発見もありました。
職業体験を通じて、図書館での仕事もいいなあと改めて思いました。自分自身、本が好きなので、職場体験に行ってみて、一層思うようになりました。