手話の国際言語デーである9月23日（木・祝）、手話による絵本の読み聞かせ会「手ではなすおはなしの会」を開催しました。

［日時］2021年9月23日（木・祝）　①11時30分から12時　 ②13時30分から14時
［会場］せんだいメディアテーク　7階会議室

今回は、7月から手話による読み聞かせの技術を学ぶ全5回のオンライン講座を受講し、新たに「まほうの手」に加わったメンバーを含め、6名のメンバーによる読み聞かせをおこないました。初めて聞こえない子どもたちの前で読み聞かせを披露する方もいましたが、講座で学んだことを活かし、どのメンバーも生き生きと表現していました。会場は午前・午後の部ともに満員となり、多くの方に手話による豊かな表現の世界を楽しんでいただきました。

「手ではなすおはなしの会」は、日本語の音声による読み聞かせに手話通訳がつくのではなく、読み聞かせをすべて手話でおこなうのが特徴です。おはなしの会では、聞こえる・聞こえないにかかわらず、手や身体の動き、表情を使った手話による表現をじっと見つめている子がたくさんいました。

《午前の部で読んだ絵本》
1冊目　『わにさんどきっ　はいしゃさんどきっ』［作・絵］五味太郎［出版］偕成社
読み手：佐藤真奈さん

2冊目　『いろいろおんせん』［文］ますだゆうこ［絵］長谷川義史［出版］そうえん社
読み手：小野恵里さん

3冊目　『よくばりすぎたねこ』［作・絵］さとうわきこ［出版］PHP研究所　※大型絵本
読み手：新納真梨子さん

《午後の部で読んだ絵本》
1冊目　『いやだいやだ』［作・絵］せなけいこ［出版］福音館書店
読み手：平井美和子さん

2冊目　『わたしのワンピース』［作・絵］西巻茅子［出版］こぐま社
読み手：黒澤里穂子さん

3冊目　『十二支のはじまり』［作］岩崎京子［絵］二俣英五郎［出版］教育画劇
読み手：加賀恭子さん








今回読んだ絵本は、仙台市民図書館の2階にある「児童書コーナー」で貸出をしています。おはなしの会の後、早速気に入った絵本を借りていく親子もいたようです。

次回の「手ではなすおはなしの会」は12月12日（日）に開催を予定しています。日程が近くなりましたら、このブログやFacebook・Twitterでもお知らせしますので、どうぞお楽しみに！