2023
03 02
メディアテーク開館
仙台市民図書館開館
本や映像 2019年05月30日更新
みやぎ民話の会「民話 声の図書室」プロジェクト CD第1弾が完成しました(伊藤正子)
「民話 声の図書室」では、「みやぎ民話の会」が、1975年から記録してきた民話語りの映像・音声記録のデジタル化作業や、伝承の語り手の映像を撮影し、誰もが活かせる共有財産として後の世代に手渡していくための取り組みを行ってきました。
その活動の一つとして、この度新たに、民話語りの音声を収めたCDの第1弾『登米市迫町の伊藤正子の語り[1]〜[6]』が完成しました!5月31日(金)より、メディアテーク2階「映像音響ライブラリー」からご利用いただけます。
※ 仙台市内各区の図書館からも貸出が可能です。
語り手:伊藤正子
聞き手:みやぎ民話の会
制作:みやぎ民話の会「民話 声の図書室」 プロジェクトチーム・せんだいメディアテーク
発行:せんだいメディアテーク
助成:一般財団法人 地域創造
◎ このCDについて...
みやぎ民話の会は、宮城県を中心に東北地方の民話採訪・民話集編纂に従事してきた小野和子氏によって、1975年に設立されたサークルです。宮城県内を中心に、東北各地の山の村や海辺の町を歩き、民話の語り手を採訪し、その民話語りを記録してきました。貴重な語り手十数名の語りは『みやぎ民話の会叢書』として刊行しています。このCDは、その活動のなかで、1987年から1999年にかけて記録した、宮城県登米市迫町の伊藤正子さんの語りを収録しています。この音声をもとに編まれた、みやぎ民話の会叢書 第9集『「母の昔話」を語り継ぐ ー登米郡迫町新田の民話ー』(みやぎ民話の会/2000.8)と合わせて、ぜひお聞き下さい。
※『みやぎ民話の会叢書』は、せんだいメディアテーク3階「市民図書館」で貸し出し中です。
◎「民話 声の図書室」とは
「民話 声の図書室」プロジェクトチームでは、みやぎ民話の会が記録してきた民話語りの映像・音声を、誰もが活かせる共有財産として、後の世代に手渡していくことを目指しています。
民話語りのCD 作成、語りの映像撮影とDVD 作成、震災前に聞いた「浜の民話」の紹介、民話について自由に考え語り合う「民話ゆうわ座」の企画運営などを、せんだいメディアテークと協力して行っています。
◎「みやぎ民話の会」とは
宮城県を中心に東北地方の民話採訪・民話集編纂に従事してきた小野和子氏によって、1975年に設立されたサークルです。同県内を中心に山の村や海辺の町を歩き、そこで聞いた民話を記録し、その一部は『みやぎ民話の会叢書』としてまとめています。また、語り手と膝を交え、地域の伝承の語りに直に触れながら勉強をする「みやぎ民話の学校」の企画運営を行っています。
⬛︎ 『登米市迫町の伊藤正子の語り [1]〜[6]』 タイトル一覧
当プロジェクトは、せんだいメディアテークの事業「メディアスタディーズ」の一環として実施されています。
メディアスタディーズ https://www.smt.jp/projects/mstudies/
お問い合わせ
せんだいメディアテーク 企画・活動支援室
仙台市青葉区春日町2-1
電話 022-713-4483 FAX 022-713-4482